副業で勤務する福祉施設は、2回/週、抗原検査を実施している。
職員がコロナに感染していないかをチェックするもの。
これは国、県からの要請であり、検査結果を毎回、看護師が県に報告している。
昨年から実施していたが、当初は1回/週だった。
それが、今では2回/週。
週2回では、仕事を止めて、その度に医務室に検査しに行くのでは仕事に支障をきたす。
そこで、看護師2人が仕事中の職員を呼び止めて、その場で検査をしてくれる仕組み。
それが今回、私の勤務の日程と看護師さん達の日程が合わないことが判明する。
そこで、自分自身で抗原検査することになる。
前日、看護師から検査キットを手渡される。
看護師:「簡単だから大丈夫だよ。検査結果は(施設の)LINE Worksで画像を送ってね」
簡単に言えば、棒を鼻の奥に突っ込んで粘膜を採取すること。
心配だったので、過去に実施した職員にやり方を聞く。
職員:「(自分でやると)甘えが出て、どうしても鼻の奥まで入れられないです。」
私:「そうだよね、分かるよ。」
検査当日、午前8時20分過ぎに実施する。
長い綿棒を右側の鼻に恐る恐る突っ込む。
これではいけないと思い、思い切って、奥まで突っ込み、ぐりぐりと回す。
すると、涙とくしゃみが出る。
自分でも『勇気ある』と自分で自分をほめる。
採取した粘膜を溶液の中にいれ、かき回す。
溶液を逆さまにして、溶液を検査機の右側の部分に2〜3滴さす。
しばらくすると、画面の右側から徐々にピンク色になっていく。
1分後には、全てがピンク色になり、『C』の部分に1本の赤いラインが映し出された。
もし、『T』のラインにも赤いラインがでると陽性。コロナ感染していることになる。
1本だったので。まずは一安心。
すぐに、画像を看護師のLINE Worksに送る。
これで完了する。
この検査もまだまだ続くとのこと。
物価高、光熱費高騰もそうだが、抗原検査も早く終わってほしいとつくづく思う。