次女の二浪が決まり、予備校に通うために下宿探しをする。
予備校が斡旋する学生寮は賃料が高い。
確かに、浪人生は1年で退去することが大前提。
割高になってしまうのは当然。
今回、仲介業者の担当者とアパート、マンションを3つ内覧する。
この地域は我々が住んでいる静岡県の某市と比較して、人口としては約2.5倍。
首都圏から比較的近い場所。
大都市とはいかないが、駅の人の出入りも多いし駅前は綺麗で洗練されている。
不動産賃貸業を生業にしている我々にとって、この地域は興味津々。
担当者との話が盛り上がる。
妻:「この地域では1LDKレベルでの賃料はいくらですか?」
担当:「そうですね、駐車場は別で12万円/月はとりますね。」
私:「本当ですか!我々が所有する物件は3LDKで12万円/月(駐車場代込)です。」
妻:「どんな人が借りますか?」
担当:「先日、私がご紹介した方はお医者さんでした。」
私:「ドクターなら、3LDKレベルの所に住むのかなと思いまいした。」
担当:「他には、警察官を紹介しました。」
妻:「公務員でも住めるんですね。長女が公務員志望なのですが、大都市では厳しいですね。」
担当:「最近はリモートワークの普及や大都市圏の賃料から高いため、こちらに移って来られる方が多いです。」
私:「確かに交通の便(鉄道)がいいですからね。しかも、海までのアクセスが良く、マリンスポーツが趣味の人にとっては最高ですね
。」
担当:「その通りです。マリンスポーツを目的に(家を)借りる方もいます。」
物件移動中の車内での担当者の話が非常に面白かった。
当然のことだが、エリアが異なれば、賃貸需要も全く違う。
妻は来春卒業し、社会人となる長女のことで頭がいっぱい。
大都市圏でのアパート、マンションの賃料の高さに愕然とする。