以前、本ブログにおいて、副業で働いている福祉施設における不適切な言葉について取り上げた。
先日、職員会議で具体的に不適切と思われる言葉を取り上げて、話し合いの場が持たれる。
まずは、記録(ケース)についての一般的な話があった。
言葉や用語の基準は、保護者等の第3者が聞いたり、読んだりしても違和感や問題がないということ。
具体的に不適切と思われる言葉、用語を挙げ、適切な言葉を探していく。
※ ⇒ これ以降は、今後使うべき言葉となります。
<用語の一例>
・盗食 ⇒ @@さん(利用者)の食事を食べる。
・盗る ⇒ @@さん(利用者)の物を自分のものにする。
・突撃 ⇒ ~に向かって走って入る。
・促す ⇒ 勧める。
・介助組⇒ 介助が必要な方、または、個人名で呼ぶ。
他にも不適切と思われる言葉や用語が多数挙がる。(個人的には、それは問題ないんじゃないという言葉も多々挙がる)
司会者によると、主観をできるだけ排除することが望ましいとのこと。
今後、仮に情報を開示されても問題ないことが大事だと言う。
ただし、前回のブログでも書いたが、今まで使っていた言葉や用語は、非常に分かりやすい。
新たに挙がった言葉(用語)は、はっきり言って、書きずらいし、言いにくい。
やはり、結論は、『世知辛い世の中になった』ということ。
一番怖いのは記録の表現にばかり気を使っていると、面倒くさいて書くのをためらってしまうこと。
これだけは絶対に避けなければいけないことだろう。
今回の話し合いの特徴は、雄弁に語る職員もいれば、全く興味関心を示さない職員もいたこと。
職員によって、非常に温度差を感じた。
『あちらを立てれば、こちらが立たず』と言った感じがする。
落としどころが難しい問題だと感じる会議だった。