前回(第5弾)では、地銀の融資担当から、融資審査に通るかどうか『五分五分』という話をした。
って言う事は、もし、審査に通ったとしても融資条件が大変厳しいことが予想される。
<予想される厳しい条件>
・頭金を入れること。
・金利が高い。
・返済期間が短い。
そこで、妻と共に、融資条件をシミュレーションしてみる。
使ったサイトは、住宅保証機構(株)が提供している『返済額の試算』。
返済額の試算 (mamoris.jp)
主な入力は、以下の項目がある。
・借入額
・返済方法(元利均等、元金均等)
・返済期間
・金利タイプ(固定、変動)
・当初金利
早速、シミュレーションしていく。
※ 諸経費(仲介・銀行手数料等)は自己資金で賄う。
以下は固定の内容。
・借入金 7,000万円。
・元利均等方式
・変動金利
シミュレーションすると以下の通り。
期間 金利 返済額/月 判定
30年 2.0% 258,733円 〇
27年 2.0% 279,783円 〇
27年 1.8% 272,944円 〇
27年 1.5% 262,877円 〇
25年 2.0% 296,698円 △
25年 1.8% 289,929円 △
25年 1.5% 279,955円 〇
22年 1.5% 311,467円 ✕
22年 1.3% 305,015円 ✕
22年 1.2% 301,821円 ✕
上記から、はっきりと分かったこと。
金利もそうだが、それ以上に返済期間が短いと月々の支払いが高いこと。
特に、返済期間22年だと、どんなに金利が低くても、30万円以上になる
。
逆に、金利が2%と高くても、返済期間が30年の場合、25万円で済む
。
妻と話し、ここまでなら『OK』という線を引く。(上記の『判定』参照)
何しろ、マンション購入は初めて。
商業用ビル(RC造)を所有して分かったことは、固定費が高いこと。
特に、固都税(固定資産税、都市計画税)は、年間とんでもない額。
それに加え、消防設備費用、貯水槽動力費も不可欠。
入ってくる賃料も多いが、その分、出ていくお金も半端ない
。
したがって、購入金額と共に、返済期間と金利についてはシビアに考えなければいけないと思う。
上記に示したシミュレーションを頭に入れて、金融機関が提示してくる条件について、しっかりと吟味していこうと思う。(その前に審査が通ることが条件
)