久々に神宮球場に足を運ぶ。
今日は、自称日大三高小倉監督応援団の私にとって、絶対に欠かせない試合。
東京都大会準決勝戦。
対戦相手は、宿敵の東海大菅生高校。
今夏の対戦は、勝利し甲子園出場を決める。
この試合も勝利したら、甲子園出場が決まる可能性が極めて高い。
神宮外苑も秋も深まり、銀杏並木がとても素晴らしい。
神宮球場はやっぱりいいと実感。
私が応援する東洋大学野球部が早く1部に復帰し、父親と観戦する日を待ちわびている。
神宮球場に着くと、小倉監督と三木コーチが目の前にいる。
2人ともノックバットをブンブン振っている。
まるで自身が試合に出場するくらいの意気込みを感じる。
その後、小倉監督は陽気に観客に手を振っている。(多分、相当緊張を隠していると思う)
小倉監督は今年度で定年(65才)を迎える。
その後、どのような身の振り方をするか分からないが、この大会が一区切りとなることは確か。
ぜひ、この試合に勝利し、センバツ甲子園大会出場を決めて欲しい。
シートノックが始まる。
三木コーチのエグイノックがたまらなくいい。
いよいよプレイボール!
日大三高が後攻め。
両校とも初回から安打が続出。
金属バットの威力をまざまざと見せつけられる。
最終的には、両校合わせて21本の安打。
そして、最後は菅生高校の遊撃手の超ファインプレーで試合終了。
2対3で日大三高が敗れる。
『たられば』は野球界にとって言ってはいけないこと。
しかし、敢えて言わせてもらう。
それは、日大三高の攻撃で、無死1,2塁の場面が2回あった。
結果は2回とも、得点に結びつかず。
監督の采配は、走者を進めるために送りバントの指示。
1回目は、2塁走者が飛びだして捕手からの送球でタッチアウト。(走者は触れていないと猛アピールしたが)
2回目は、バントはしたが3塁でアウト。(タッチプレーではない)
私は2回のうち、どちらかは1回強硬策(打つ)でもよかったのではないかと思う。
神宮球場は人工芝のため、イレギュラーしにくい。
バントでランナーを進めることは極めて難しい。
タッチプレーがないため、2塁走者も早めに3塁に向かわなければならない。
ここまで乱打戦になっていることも考えると、ギャンブル(強硬策)しても良かったのではないか
決して、小倉監督の采配を批判しているわけではない。
ほとんどの人は、無死1,2塁の場面は送りバントと指示する。
私が勝手に妄想したこと。
試合後、主将の#5二宮選手が大泣きしている姿が印象的。
ぜひ、この悔しさを夏の大会にぶつけて欲しい。
野球も人生と同じで、思うようにいかないから面白い。
ぜひ、日大三高の選手はこの冬練習で鍛えあげて、よりパワーアップした姿を見せて欲しいと思う。
そして、小倉全由監督の去就も注目。
観客席にいつもと違ったお辞儀をしていたのが気になった。