この物件を購入して早いもので4年が経つ。
約2年間、借主が見つからず色々と苦労した

しかし、お陰様で何とか借主が見つかり、今では軌道に乗る

実はこの地域は、夏祭りが有名でもある

なにせ、夏祭りを3日間も行う

自身の実家では2日間。
2日間も長いと思ったが、プラス1日。
この地域の人々は、この3日仕事を休むと聞いたことがある

このように、この地域の一大イベントもコロナの影響で3年ぶりの開催

恥ずかしながら、我々家族は1度もこの祭りに行ったことがない。
3年ぶりに夏祭りが開催される夏祭りに家族で初めて行く。
最寄りの駅に着くなり、駅前では太鼓や笛の音が鳴り響く

メイン会場に向かう。
すると、ちょうど、そこへ山車(だし)が集結する模様




威勢のいい声が響き渡りながら山車が集結する

よーく見ると、それぞれの山車は@@町、〇〇町というように各町ごとのものとわかる。
子供からお年寄りまでが山車に乗り込んでいる。
特に、山車の先頭で指示を出す人は年配者。
古き良き地域の繋がりを感じる

その後、我々家族は露店を横目に見ながら歩行者天国を歩く。
最後に、この地域では結婚披露宴を行う会場として有名なホテルで足を止める。
そこでは、1階広場を開放して無料で飲んだり、食べたりすることができるようにセットされている。
私は生ビール、妻と子供はジュースで乾杯。
おつまみは、そのホテルの各店舗のシェフが作ったと思われるオードブルを注文。
特にエビシューマイが絶品だった



普通、このような一流ホテルは祭りの日などはホテル内を立ち入り禁止にするだろう

しかし、このように地域の人々に開放する取り組みは素晴らしいと思う

このホテルの支配人と親交があるという我が施設の職員に話そう。
かなり歩き回ったせいか少し疲れる

しかし、さわやかな風と少しの疲労感が心地いい

帰り道、家族と面白い会話をする。
妻:「各町ごとの山車、素晴らしかったけど、その地域に住みたくない

私:「太鼓や笛の練習、結構きびしいって聞いたことがある

娘:「私は住むのは嫌だな。観光客で十分

私:「確かに。」
一見、華やかに見える山車(だし)

しかし、厳しい練習を含め、地域密着感が半端ないことが想像される


我々家族は田舎出身のため、近所づきあいの長所


娘の『観光客として参加する』が一番だとつくづく思った

しかし、この地域のお祭りに対する人々の熱い情熱は凄く伝わった

来年も『家族みんなで行こう』ということで一致した


