書店で経済評論家の山崎元氏の著書を見つける
山崎元氏は以前、堀江貴文氏の動画に出演していたことを思い出す。
彼について興味はあったが、難しい文章は嫌だなと思っていた。
しかし、この本はマンガ形式。
パラパラめくって、読みやすそうと思い、即購入する。
予想通りに大変、読みやすい。
まず、ストーリーがマンガ形式。
著者扮する主人公のヤマザキハジメ氏が最後に登場し、悪い奴らを成敗するというもの。
ハイボールをこよなく愛し、ほろ酔い状態でさまよい歩いている。
その後、解説として簡潔に文章でまとめられている。
『マンガでわかるシンプルで正しいお金の増やし方』著・山崎元 作画・飛永宏之 講談社 ¥1400円(税別)
まずは、『お金の問題で他人を信じるな』と言っている。
友人であろうとNG。
要は、「人間のリスク」があるとのこと。他人の影響で意識決定を間違える危険が高い
。
このことは、他の章でも同じことを言っている。
FP(ファイナンシャルプランナー)
銀行員
生命保険の販売員
証券マン
上記に挙げた人達も信じてはいけないと説く。
理由は、「商品を売ることで儲かる可能性」があるから。
(人が)儲かるとは、以下のようなことが挙げれる。
・手数料
・営業マンのノルマ
・(投資)商品の販売
実際に、私自身は様々なことを整理している最中。(娘の学費を捻出するため)
〇生命保険:全ての生命保険の解約
⇒団信に入っているため。今後、県民共済に加入予定。
〇銀行:ローンの完済、定期預金の見直し
⇒繰り上げ返済や定期預金の解約
〇自宅の売却もしくは賃貸需要の有無の調査
⇒自宅も不動産投資の一環と考え、今売却時の価格、賃貸価格を把握する。
山崎氏は「持ち家も投資として考えた場合の家の価格次第」という。
価格が安ければ買ってもいいと言う。
その基準は、「年間想定家賃」✕0.8倍を物件購入価格で割る。
それが、5%を上回ることが条件。
自身のマイホームをこの数字に当てはめると、ちょうど5%超となる。
この本にはその他、年金や積立投資のことが書かれている。(今回、割愛させていただきました)
残念ながら、書かれている内容で真新しいことはなかった。
しかし、投資の初心者やこれからお金を増やしたいと思っている人には有益な情報だと思う。
生命保険で思ったこと。
それは、今後、相続税対策で生命保険に入るぐらいのステージになっていたいという夢。