副業で勤務する同じ法人内(社会福祉法人)の他施設職員から相談を受ける
。
どうやら、私が宅地建物取引士であることを知ったようだ
。
相談相手は30代の独身女性。
施設では主任をつとめ、バリバリのキャリアウーマン
。
現在、親族が所有する9階建て区分マンション(最上階)に住んでいる。
親族に毎月賃料を支払っているが、この際、購入したいと考えている。

インターネットの無料査定によるとおおよそ、1600万円。
売主である親族は1300万円で売りたいと希望している。
女性は1300万円が妥当なのか知りたいとのこと
。
彼女としては、1000万円程度ではないかと思っている
。
そこで、中立な立場として、値段を聞きたいとのこと
。
残念ながら、私は区分マンションを購入した経験がない
。(1度だけ、横浜のマンションの購入を考えたが不成立)
そこで、地元の懇意にし、実際に売買を成立してもらった不動産業者の担当者に聞きにいく。
担当:「このマンションの5階を4年前に仲介しました。当時、1700万円での取引でした。約1週間の時間をください。査定し報告したいと思います。」
私:「よろしくお願いいたします。」
ちなみに、不動産未経験者によくありがちな、売買価格だけだと思っている人がいる
。
そこで、以下の情報も伝える。
<不動産購入に当たっての諸費用>
〇仲介手数料(不動産業者)
〇登録免許税(租税公課)
〇登記手数料(司法書士)
〇担保手数料(金融機関)
〇収入証書
〇固定資産税按分(租税公課)
※ 売買価格によっては、不動産所得税もかかる。(約3ヶ月後)
参考までに約1300万円の不動産売買の場合は、上記の諸費用は、約100万円程度かかる
。
1週間後に担当者から連絡が入る。

担当:「査定の結果、1484万円となります。築15年経っているとはいえ、近くに大型ショッピングモールもあり、国道にすぐに出られる環境は人気です
。」
私:「そうねんですね、区分マンションは値が下がりませんね
。」
早速、彼女に上記の情報を伝える
。
売主である親族には、何とか1200万円で売ってもらうように交渉するようだ
。
ぜひ、交渉がうまくいくことを切に願う![]()
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