ついに恐れていたことが現実になる。
我々、障害者福祉施設の利用者がコロナ陽性が出る。
その前日、1人の職員が体調を崩し、PCR検査したところ陽性。
恐らく、これらの要因が重なって利用者に感染したのだろう。
問題は我々の施設が入所施設。
通所施設の場合は、まずは閉所すればいい。
ところが、入所施設はその施設内で利用者が寝泊まりしている。
365日年中無休、24時間営業。
閉所が不可能。
女性利用者はほぼ全てが感染。
男性利用者も約1/3が感染。
職員は3人が陽性。3人が体調を崩す。
最重度の障害者のため、他の施設への移動ができない。
まずは、陽性反応を示した利用者の隔離。
感染者はレッドゾーン。
非感染者はグリーンゾーン。
そして、直接利用者に対して支援する職員の厳選。
コロナ感染者(利用者)と接する職員が濃厚接触者になってしまうからだ。
さて、私ができる支援は、グリーンゾーンの男性利用者の対応。
まず、出勤すると着替えをし、安全エリアにて簡易防護服に着替える。
・サージカルマスク
・ヘアキャップ
・ガウン(ビニール製)
・ビニール手袋
・ゴーグル、フェイスシールド
いわゆる、無菌室へ立ち入りる格好。
ヘアキャップは頭が蒸れる。(仕方がない)
陰性の利用者の活動はなし。
感染防止のため、歯磨き支援もなし。
簡単に言うと、食事、入浴、排泄支援の3つ。
だからと言って、楽ではない。
気を張っていなければならない。
すぐに飛び出してしまったり、飲み物を奪おうとしたりする。
だから普段の歩数より多い。
さながら、夜戦病院の様相を呈している。
職員のシフトもスクランブル。
私も1時間の延長が決定。
まずは、職員の感染が広がらないことを祈るのみ。
まずは、第一報としてお送りした
また、続報をお伝えする