昨日の記事、『カタカナ語が分からない』に続き、第2弾
静岡経済研究所刊の『調査月報』新年号から取り上げる
毎年恒例のヒット商品特集
昨年ヒットした商品と、今年の予想
毎年、楽しみにヒット商品についての記事を読んでいる
早速、記事の内容を見ていく。
まず、昨年(2021年)にヒットした商品。
1 ただの『宅飲み』ではない。居酒屋気分を味わえる宅飲み!
・ライソンの「せんべろメーカー」(せんべろ:予算1000円でベロベロに酔える)は、1台で焼きとり、おでん、熱燗などが楽しめる電気調理器。
・串カツ田中の「おうちで串カツ卓上フライヤー」は、居酒屋「串カツ田中」を自宅で楽しめる家電。
・「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」は、蓋を開けると自然と泡が立ちあがり、居酒屋の生ビールを飲むような体験ができる。
2 おうち時間を充実!美容家電が人気!
・ヤーマンの「ブライトクリーン」は、毛穴ケアやスキンケアの土台作りに適している。
・シャープの「プラズマクラスタードレープフロードライヤー」。サロン帰りのような仕上がりが実現。
・MTGの「ReFa FINE BUBBKE S」は、毛穴の中の汚れを浮かせて吸着しながら取り除く。
3 サステイナビリティ(持続可能性)商品がヒット!
・飲料メーカー各社の「ラベルレス飲料」は、企業にとってプラスチック使用料の削減、消費者にもリサイクルの際、ラベル剥がしの手間いらず。
・オイシックス・ラ・大地の「ここも食べられるチップス ブロッコリーの茎」。製造過程で廃棄されていた原料をアップサイクル商品(梅を使ったドライフルーツ、ブロッコリーの茎やナスのヘタを使った野菜スティックなど)。
・貝印の「紙カミソリ」は、脱プラスティックの機運に対応したもの。同社3枚刃カミソリと比べ、プラスチック使用料を98%削減した。
さて、今年(2022年)の動向を予想している
1 「ワクチン・検査パッケージ」として、旅行パック料金の値下げ。飲食店は、クーポン券の提供。
今まで外食、旅行を控えていたことの反動から、需要拡大が見込まれる
。
2 『小型EV車』の普及が本格化(テクノロジー関係)。
トヨタは「C+pod」を法人向けに発売している。今年は一般販売を予定。
3 地球環境に配慮した商品やサービスが多く登場。
「プラスティック資源循環推進法」が施行される。使い捨てスプーン、ストローは木製、紙製などへの切り替えを義務付けられている。
さて、ここから、今年の予想に対する私見を述べる。
【1】については,再びオミクロン株(新型コロナ)が流行りだした
飲食店,宿泊業者にとっては、すごく不安材料
【2】は、賛否あると思うが、EV車はこれから主流になっていくだろう。
【3】については,推進法がどこまで浸透することができるかが問題
プラスチック製品の今後の行方には注目していきたい。
今年1年、どのような商品がヒットするか今から楽しみ。