前日、数年ぶりの高校野球観戦を決定
。
残念ながら、母校は既に敗退したので行けない
。(高3の次女が先週応援に行った
)
昨年の夏は大会時代が中止
。
春季、秋季大会も無観客試合
。
久々に高校野球が観戦できることに感謝
。
清水庵原球場へ足を運ぶ。
実は、長年野球に関わってきたが、この球場に入るのは初。
球場自体は大変いい
と聞くが、駐車場がないことが唯一の欠点
。
白熱した試合中も、アナウンスの女子高生が何度も違法駐車のナンバーを読み上げる。
試合に水を差すようで悲しい気分になる
。

さて、試合について話を戻す。
なぜ、この球場を選んだかというと、常葉大橘高校が出場するから。
常葉大橘高と対戦するのは古豪、静岡商業高校。
通称を『セイショウ』と呼ぶ。
両校共に甲子園経験校
。
特に、橘高校の片平監督は系列校の橘中監督時代に、私が率いる学校と多く練習試合をしてもらった
。
ある夏休みの時には、橘中が県外遠征しているときに、橘中専用グランドを数日間も貸していただいた
。
しかも、許可を得てはいるが、スプリンクラーやバッティングマシンまでも使わせていただいた
。

彼のシートノックの姿が懐かしい
。
お腹も出てなく、スタイルの良さも昔のまま
。
さて、試合展開は初回に両校共に点を取るがその後、膠着状態。
試合が動いたのは、静商エース左腕が疲れてきたのか、中盤の6回に1点を入れ同点とする
。
そして、7回には3点を取り、逆転に成功![]()
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。
普通なら、このまま5対2で勝ち切るところ。
しかし、野球の神様は劇的ドラマを用意する![]()
9回裏に3点を取られてしまい同点。延長戦にもつれ込む
。
明らかに相手チームに流れが行っている
。
11回裏に力尽き、終戦![]()
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。

私の座席はどちらかというと、常葉大橘高校側のスタンドにいたため、保護者や応援団の落胆する姿を目にして胸が痛い
。
それにしても、両校共に持てる力を全部を出し切ったと思う
。

ナイスゲームだった
。
両校選手、関係者に盛大な拍手を送りたい
。(よい試合を見せていただき、ありがとう
)
次の試合は日大三島高校。
日大三島高には超有名な監督、永田裕治氏が率いている。

彼の経歴が華やかすぎて、選手は付いていけているのか心配?
シートノックでは、内野を終えたところでコーチと交代する
。
試合は観ずに、球場を後にする。
ジョギングで最寄り駅(徒歩約1時間)まで走っている最中、常葉大橘高の選手を乗せたバスとすれ違う。
少ししか見えなかったが、片平監督が呆然と前を見ている姿が痛々しい
。
ぜひ、新チームでは、今秋大会に照準を合わせ、雪辱を晴らしてもらいたいと切に願う
。