不動産投資は、突き詰めると、『収益=利回り』、『リスク=取り除く or 軽減する
』
の両輪で成り立っていると言っても過言ではないだろう。
最近、その2つに加えて、『ESG』が登場した。
恥ずかしながら、私も『ESG不動産投資』という言葉を知らなかった。
ESGとは、以下の略とのこと。
E(Environment)=環境問題
S(Social)=社会問題
G(Govornance)=企業統治
今までは、投資と言ったら、自分のみ『儲ける』ためのものと思っていたが、
これからは、社会的責任を果たすことも大切な要素になるということだ。
わかりやすく言うと、
『世の為、人の為になることを意識した投資』と言ったところか!?
具体的に、不動産におけるESGを見ていこう。
・健康、快適性の向上(シックハウス対策等)
・地域社会、経済への貢献(公共性)
・災害に対する対応(耐震性能、水害対応等)
・少子高齢化への対応(高齢者施設、保育所等)
上記に示した4つはあくまでも1例である。
国交省は、ESG投資の普及啓発に向けて、
『ESG認証制度』について検討に乗り出したとのこと。
悪い言いであるが、国がお墨付きを与えられ、『箔が付く』ことになる。
不動産の価値を査定する方法として、『不動産鑑定評価』がある。
既存の評価に加えて、今後『ESG認証の有無』も入ってくるだろう。
ESGに関して、まずはオフィスビルやテナント等から導入されるようだ。
しかし、将来的に、賃貸収益物件(アパート等)についても関わってくる
だろう。
我々投資家は、『ESG投資』についても、頭の隅に入れておいた方がいいだろう。