職場の人(高学歴、博学、読書家)と雑談をよくする。
身近な話題からグローバル、サイエンスに至ることなどよく知っている人である。
(最近、自家製の干し柿をいただきました、美味しかったです)
その中で、世界情勢について彼は熱く語った。
彼曰く:
「今、90年代のバブル崩壊後やリーマンショック以上にやばいことが起こるとしたら、ドイツ銀行が破綻すること、世界経済がめちゃくちゃになる」
私:
「・・・」
私は、ヨーロッパ経済をはじめ、ドイツ銀行についてわからなかったので、その後の話は膨らまなかった。
その時に頭の片隅に、『ドイツ銀行』は入った。
すると、先日、週刊ダイヤモンドにドイツ銀行についての記事を見つけた。
すると、決算の見方によって、考えが真っ二つに分かれていることを知った!!!
※独自に「瀕死派」と「安心派」と名付けてしまったことをお許し願いたい。
<瀕死派(倒産)>
・最終損益が赤字(PL)。
・株価が暴落している。
・株価純資産倍率が解散水危機の0.2%。
<安心派(持ちこたえる)>
・自己資本比率が高い。(バーゼル3の試算より)
・流動資産が約30兆円ある。(現金化しやすい資産)
瀕死派を主張している人の多くは、株主であること。
安心派は、社債を買っている人であること。
見方は、立場によって真っ二つに分かれることに興味を持った。
私見としては、決して財務状況は良くないが、倒産はしないと思う。
<理由>
・株価は下落しているが、ぜいたくなほど資産を保有しており体力はある。
・日本の各銀行同様、人員削減と他の業務(証券)の廃止等の対策を行っている。
余談だが、ドイツ銀行を見ているとスルガ銀行の財務状況(規模が違いすぎるが・・・)と似ていると思うのは、私だけだろうか・・・。