■授業の流れと具体的な管理方法(その3)
※自分の備忘を兼ねてマニアックな記述が続きます。
※表現は2015年小5のときのものですので、今は違っていたらすみません。
3.デイリーチェック(「DC」)
B授業からA授業までの家庭学習の成果は、A授業時に冒頭にやるDCでわかってしまいます。DCは第2問以降がBテキストの数字替問題ですので、DCの問題を分析して、管理票にデイリーサポートの対応する問題の横に書き足していき、子供の○×を記録します。このときの○×は本当の実力値です。DCでの○は定着化を推定でき、×はマンスリーまでに反復すべき弱点です。
510-25の娘のDCの点数は、公開した管理表(こちら)の一番上に鉛筆で書いてありますが175点だったようです。表を左に右に目を追ってみていくと、家庭学習をしなくてよいと指示した問題からは1問(第5問)出ています。でもこの問題はできなくても叱りません。マンスリーまでに復習すればいいのです。家庭学習をしたのにできなかった第6問はよくない「×」です。
ちなみに、DCは上位クラス(H)と下位クラス(L)で問題が2種類あります。
4.Aテキスト
わが家では、管理が煩雑になることから、Aテキストの分析、○×は一切しませんでした。Aテキストはプラスアルファの問題演習の場と捉え、私は一切目を通しません。
5.基礎力定着テスト(「KTT」)
B授業・A授業の翌週のKTT(授業前テスト)は前の週の復習の範囲が出題されます。これを毎回分析し記録します。KTTは週3回やりますので、鉄板でできる問題と、なんだか怪しい問題が自然とあぶりだされてきます。
それとKTTの第2問・第3問は「★★」「★★★」あたりからも出るので、一回も解いていなかった問題が出たりします。510-25の場合、KTT③の第3問は、デイリーサピックスのP.11第2問★★★にあたるので1回も解いていないで間違っています。これも仕方ありません。
逆に、これまで1回も間違っていないのにKTTで間違った問題は単純なケアレスミスだったりします。こうした問題はマンスリーの復習の優先順位からは下げます。こうしてマンスリー前に解くべき問題が絞り込まれます。
6.マンスリーテスト
掲載した管理票では、マンスリーでどこが出たかまで記録されていますね。一番右に赤マジックで3問書いてあります。第3問の(1)は、1回も間違ったことがない問題で「○」、(2)は1回も間違ったことがないのに「×」(今では理由不明)、(3)はDCでは間違いましたがマンスリーで「○」。
こうして後になって管理票を見てみると、510-25では、デイリーサピックスでいうP.7第2問★★、P.9第2問★★、P.10第2問★★、P.11第2問★★は1回も家庭学習では解かなかったようです。それにこの回のマンスリーはDCを繰り返しやっていてもカバーできたようです。でもそれは結果論ですね。
いずれにしても、テスト類で「できた」「できなかった」の情報をデイリーサピックス(白表紙冊子)に「一元化」することで、弱点に絞った学習を効率よく進める、それがこの週次管理法の要諦です。