入試で燃え尽きない 頭脳の育成。season2

入試で燃え尽きない 頭脳の育成。season2

2017終了組の中学受験戦略記(小3夏~SAPIX、小6春にWに転塾:season1)に引き続き、新小4息子の中学受験戦略記。


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今日は2月1日。1年前の今日を思い出すにつけ、やはり胸騒ぎを禁じえません。顔馴染みの塾の先生とのかたい握手のあと試験会場に入っていく娘の後ろ姿、そしてその数日後の発表…

まあその後娘は元気に楽しそうに中学校に毎日通っています。その娘も今日は中学受験日で学校はお休み。会社の部下の一人は、今日息子さんの中学受験で午前有給休暇。

否が応でも、blogからしばらく遠ざかっていた私も、息子達の中学受験についてそろそろ意識を取り戻さなければ、と久しぶりに自分のblogサイトを覗いてみた次第です。


■新小4を迎えて

さて、新小4となる下の息子達は、2月から地元のYT系の塾に通わせることにしました。

通学候補としてのSAPIXについては、妻の反対の意思が鉄板のように固く、このblogの当初の思惑に沿わず、断念しました。数年前の娘のときの苦い経験があるだけでなく、「剣道君は貴方に勉強を見てもらいたくないタイプ。ゆえに、家庭学習を前提とするSAPIXはあの子にはあわない。」という直感的でありつつ論理的なものでした。

上昇思考も競争心も強い剣道君にSAPIXはあうかもしれない、という私の淡い期待は、家としての黒歴史の総括により、泡と消えました。「いや、それでもSAPIXのほうが」と論破できるほどの説得力がもはや私にはないわけです。


Wは自宅最寄りの校舎の校長に不安(娘が通ったWは隣の駅の校舎)ということもあり、1回校舎に面談に行きましたが、夫婦同意見でパス。


■地元塾に宗旨替え

地元塾の説明会で、「うちは大手と違って生徒一人一人に目が行き届き、6年後期になれば一人一人違った志望校にあわせたカリキュラムで進められるのが売り」という言葉と、「昨年筑駒に1名合格を出した、しかも大手塾との掛け持ちでなく」という情報に、夫婦ともにクラっといってしまいました。

この塾選びは、息子達の将来を決する重大な決断だったのかもしれませんが、ご縁とはそんなものでしょう。それに家の歴史に導かれたある種の運命なのかもしれません。これが最初の受験であれば、間違いなくSAPIXの門を叩いていたはずですから。


でも、富士山を登るにしても、登る道は複数あるのです。そして、どの道でも、地図上は山頂までつながっているのです。あとはよいコンディションとよいコーチに恵まれることを願うばかりです。







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■週次管理法の成果と評価

 

ここまでのblogを読んで、「ウチではこんな細かいことまでできない!」「親にそんな時間があるわけないだろ(+_+)」と嘆かれるのがオチだと思います。それが正常です。逆に「ウチでも早速やりたいワ」と思われた親は危険かもしれません。

 

なぜなら、この週次管理で娘のSAPIXでの算数の点数が安定したわけでもないし、よくなったわけでもないからです。これで本当にいい成績を取っていたら、blogでなんか書かずに、サンマーク出版か青春出版社にでも原稿を持ち込んで、『下剋上受験』の後釜を狙っています(笑)。

 

510-25通過算を範囲としたマンスリーテストは小5の11月のようですが、当時の娘の成績を久しぶりにひっくり返してみたら、

 算数 76点 / 150点 

平凡どころか、惨憺たるものです。

 

 

■家庭学習管理の行きつく先

 

ご紹介した週次管理法は、娘の父親依存症の勉強姿勢の原因の1つにもなったと思います。SAPIXは自立した子供を前提としてカリキュラムが作られていますから、テキストの物理的な整理ならまだしも、ここまで親が中身まで手をださざるを得ない状態を作りだしていること自体、わが子にSAPIXへの適性がなかったと言わざるを得ません。

 

ただ、サピ親としては何らかのヒントになるのではないかと思い、他山の石としていただきたく、恥をしのんで公開した次第です。できる子は、このあたりのことを自己管理して、手際よくチャチャッと家庭学習を進めているのでしょうね。

 

親がいくらがんばっても点数は伸びないのです。

 


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■授業の流れと具体的な管理方法(その3)

 

※自分の備忘を兼ねてマニアックな記述が続きます。

※表現は2015年小5のときのものですので、今は違っていたらすみません。

 

3.デイリーチェック(「DC」)


B授業からA授業までの家庭学習の成果は、A授業時に冒頭にやるDCでわかってしまいます。DCは第2問以降がBテキストの数字替問題ですので、DCの問題を分析して、管理票にデイリーサポートの対応する問題の横に書き足していき、子供の○×を記録します。このときの○×は本当の実力値です。DCでの○は定着化を推定でき、×はマンスリーまでに反復すべき弱点です。


510-25の娘のDCの点数は、公開した管理表(こちら)の一番上に鉛筆で書いてありますが175点だったようです。表を左に右に目を追ってみていくと、家庭学習をしなくてよいと指示した問題からは1問(第5問)出ています。でもこの問題はできなくても叱りません。マンスリーまでに復習すればいいのです。家庭学習をしたのにできなかった第6問はよくない「×」です。

 

ちなみに、DCは上位クラス(H)と下位クラス(L)で問題が2種類あります。

 

4.Aテキスト

わが家では、管理が煩雑になることから、Aテキストの分析、○×は一切しませんでした。Aテキストはプラスアルファの問題演習の場と捉え、私は一切目を通しません。

 

 

5.基礎力定着テスト(「KTT」)

 

B授業・A授業の翌週のKTT(授業前テスト)は前の週の復習の範囲が出題されます。これを毎回分析し記録します。KTTは週3回やりますので、鉄板でできる問題と、なんだか怪しい問題が自然とあぶりだされてきます。

 

それとKTTの第2問・第3問は「★★」「★★★」あたりからも出るので、一回も解いていなかった問題が出たりします。510-25の場合、KTT③の第3問は、デイリーサピックスのP.11第2問★★★にあたるので1回も解いていないで間違っています。これも仕方ありません。

 

逆に、これまで1回も間違っていないのにKTTで間違った問題は単純なケアレスミスだったりします。こうした問題はマンスリーの復習の優先順位からは下げます。こうしてマンスリー前に解くべき問題が絞り込まれます。

 


6.マンスリーテスト

 

掲載した管理票では、マンスリーでどこが出たかまで記録されていますね。一番右に赤マジックで3問書いてあります。第3問の(1)は、1回も間違ったことがない問題で「○」、(2)は1回も間違ったことがないのに「×」(今では理由不明)、(3)はDCでは間違いましたがマンスリーで「○」。

 

こうして後になって管理票を見てみると、510-25では、デイリーサピックスでいうP.7第2問★★、P.9第2問★★、P.10第2問★★、P.11第2問★★は1回も家庭学習では解かなかったようです。それにこの回のマンスリーはDCを繰り返しやっていてもカバーできたようです。でもそれは結果論ですね。

 

いずれにしても、テスト類で「できた」「できなかった」の情報をデイリーサピックス(白表紙冊子)に「一元化」することで、弱点に絞った学習を効率よく進める、それがこの週次管理法の要諦です。

 

 


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■授業の流れと具体的な管理方法(その2)

 

※自分の備忘を兼ねてマニアックな記述が続きます。

※表現は2015年小5のときのものですので、今は違っていたらすみません。

 

(前回のつづき)

 

デイリーサポート(緑表紙)とデイリーサピックス(白冊子)は、基本的に問題が同じで数値が変わっているだけです。まずこういうことに親として気づいているか、「サピ親」度を測る1つの指標になると思います。

 

数値替えは、問題文に出てくる登場人物の名前まで同じです(笑)。なので、管理票には、デイリーサポートの問題の横に、デイリーサピックスの対応する問題を書いていきます。大体順番通りに並んでいます。


デイリーサピックス(白冊子)の特徴としては、各問題に難易度の指標として「★」「★★」「★★★」がついています。510-25の場合は、★が11問、★★が6問、★★★が3問です。管理票の一番下に書いておきます。

 

わが家の場合、A授業までの家庭学習は、
 ① 授業内で取り扱った問題(★の数に関わらず)
 ② ★1つの問題(授業で取り扱わなかった問題含む)
①または②の問題とし、やるべき問題を鉛筆で四角で囲んでいました。(→具体例はこちら

 

510-25の時は、そう数えると20問中15問です。こうしてみると、①の授業で扱う問題は★から★★までさまざまですね。ただSAPIXの教育方針の基本は「授業でやったことを家庭で定着化させる」ですので、★★★であろうと意味があって先生がとりあげたはずですから、きちんと家庭学習メニューの中に入れます。

 

20問全部やらずに15問でいいよ、と子供に明確に指示してやることで、子供の「ヤッター」感を醸成してヤル気を引き出します。親から子に闇雲に全部やれと頭ごなしに言うのは簡単ですが、そうではなく、子供の気持ちに寄り添う。そしてこの15問をやっておけばDCやKTTは良い点が取れるはずだからね、と言い添えることも忘れません。

 

家庭学習は、先生の指示の通りノートに解いて、本人が採点します。もしかしたら巻末の解答を写すというバカなことを子供はするかもしれません。でも、デイリーサピックス(白冊子)の巻末はデイリーサポート(緑表紙)よりも詳しいので、自学自習に向いているということと、このあと述べるDC(デイリーチェック)が全てを明らかにするので、ここではDCの結果を管理をすることでマネジメントします。

 

 

 

 


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■授業の流れと具体的な管理方法(その1)

 

※自分の備忘を兼ねてマニアックな記述が続きます。

※表現は2015年小5のときのものですので、今は違っていたらすみません。

 


1.デイリーサポート

 


まずB授業で、表紙が緑色の「デイリーサポート」を使って、子供たちは初見で解きます。

 


前回公開した管理票では、緑色の表紙の冊子なので緑色のボールペンで問題番号を書きます。毎回大体20問です。デイリーサポートの特徴は、510-25の場合は、「通過(基本)」「通過(応用)」「追い越す(基本)」「追い越す(応用)」といった具合に、表紙に問題の分野と難易度が分類名として大まかに書かれていることです。

 


このときに親が気をつけなければならないのは、クラスの上下によって授業で取り扱われる問題が異なることと、問題によっては先生がヒントを示してから解く問題がありますので、ここでの正解「○」や不正解「×」はあまり重要ではありません。むしろ重要なのは、どの問題を自分の子供がいるクラスでは先生が取り上げたか、です。

 


なので、授業で取り上げた問題の番号を鉛筆でくくり(授業では7問やってますね)、授業内で解いた時の○×を記録します。1問の中に◯×が複数あるのは小問ごとにつけているからです。この回にはありませんが、「復習不要、絶対今後間違いない」という自分にとって簡単な問題には「OK」と授業内にテキストに書かせ、それも記録しました。

 

この管理票をつけることで、デイリーサポート(緑表紙)の家庭学習は授業でやった問題の間違い直しだけに省力化します。テキスト収納管理上もデイリーサポートはストック型資料としてではなく、フロー型資料としてそのあと振り返ることはしません。

 

 


2.Bテキスト(デイリーサピックス:白冊子)

 


B5版の冊子形式のデイリーサピックスは配られるだけで授業ではとりあげられません。純粋に家庭学習用教材です。これをどれだけ「真面目に」やるかがSAPIX算数の家庭学習のキモにになりますし、このテキストを四谷系でいう予習シリーズのように、ベースキャンプのテキストと位置づけ、万が一数ヶ月後にわからなくなったら戻ってくるテキストとしました。

 


しかしこれを全部やるだけの時間は子供にない。どうやって優先順位をつけてやるか、どこの家庭でも悩まれていると思います。そこで、子供が寝た後に夜な夜な私自身が5年前期の頃に全部解いてみてたどり着いたのが、この週次管理法のメインです。

 

(つづく)

 


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■SAPIXの強さ、20パターンの反復練習

 

いまSAPIX小5に通わせている戦友ママさんが、SAPIX算数をどう見てあげればよいか悩んで疲れた顔をしていたので、役に立つがどうかはわかりませんが、上の娘が小5だったときに私が編みだして実践していた週次管理法をblogを通して伝えることにします。

 

週次管理法とは、1つの単元で、

デイリーサポート⇒デイリーサピックス(Bテキスト)⇒デイリーチェック(以下「DC」)⇒Aテキスト⇒基礎力定着テスト(以下「KTT」)⇒マンスリーテスト

と2~3週間の間に解き続けますが、その間に解いている各テキスト・テストの問題を分類し、子供が解いた○×を記録することで、弱点の発見、マンスリー前に解くべき問題の取捨選択をする方法です。

 

どうしてこういうことをするかと言うと、デイリーサポートからKTTまで、たくさん問題を解いているように見えても、実は解いている問題は最初にデイリーサポートで出てきた20問の数値替え問題にすぎないからです。すなわち、分野1回で20種類の問題パターンを繰り返し解かせ定着させるのがSAPIXのコアメソッドなのです。


■週次管理表の実物

 

これが「510-25通過算」(回数は当時)のときに私がつけていた管理表です。毎回デイリーサピックス(Bテ キスト)の裏表紙裏を使って書いていました。

 

このあと、何回かに分けて、具体的に説明していきたいと思います。

 

 


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■小3塾デビュー

 

小3息子達の塾デビューをどう演出するか、いろいろと考えている間に、結局上の娘のときと同じ、小3の6月の四谷大塚全国統一小学生テストの時期が来てしまい、取り急ぎ5月中にネット経由で申し込みました。

 

上の娘のときと違うのは、二人別々の塾で申し込んだことです。小3双子の剣道くんと柔道くんは性格も学力も違うので、通塾させるなら別々の塾、という方針のもと、デビュー戦となる全国統一小学生テストも、別々の塾で門を叩いたわけです。

 

全国統一小学生テストは、四谷大塚系の塾であればやっていますので、負けず嫌いの剣道くんは早稲アカ、おっとり型の柔道くんは地元塾を選びました。

 

テスト1週間前の体験授業では、早稲アカは10人程度、地元塾は1人(笑)。あ、塾デビューという意味では、この体験授業が本当のデビューになりますね。早稲アカはシール奮発で剣道くんご機嫌(笑)。地元塾は彼のペースにあわせてくれたようで、こちらも順調な滑り出しとなりました。


■かけもちはつらいが役に立つ

 

双方の塾の間は自転車で5分くらいですが、テスト当日は、親はまさに分刻みのスケジュールで見送り⇒保護者会⇒お迎えをこなしました。二人別々の塾に通わせると親が決めたのですから、そのくらいのことはしなければなりません。

 

最初に保護者会に出たのは地元塾のほうです。今春、筑駒1名・駒東1名を輩出しているので、説明の鼻息も荒くなります。そしてびっくりしたのは、去年小6に在籍していた26名全員について、本人の成績(具体的には、四谷の最後4回の合不合平均偏差値)と、第一志望校の偏差値、その合否について、一覧表にして公表していたことです。

 

たとえば、
合不合平均67→+5→第一志望72(筑駒)→合格
合不合平均66→▲1→第一志望65(駒東)→合格
といった具合です。

 

この塾は、本人の成績から受ける学校を選ぶのではなく、あくまで第一志望にこだわる、という方針を標榜しているため、
合不合平均34→+17→第一志望51→不合格(でも偏45に進学)
合不合平均53→+11→第一志望64→不合格(でも偏55に進学)
といった、不都合な真実も公開していたのにはアッパレでした。指導に自信があるのでしょうね。

 

あわてて上の娘が今春どうだったのかを調べると(汗)、合不合平均+12を第一志望にして不合格でした。第一志望校しか受けなかったとはいえ、数字的には無謀なことをしたんだな、と改めて実感しました。データは冷酷です。


翻って自転車5分で駆けつけた早稲アカは、校舎長自らが、本部から支給されたと思われるスライドに基づきしばし脱力系のお話。「小3のうちは計算力ですねえ。公文がいいですね。トランプやレゴもいいです。」等々。おいおい大丈夫か。

 

ただ、解説授業を親が参観可、という中学受験界では珍しいシステムだったため、教室の最後列から授業の模様を観察させてもらいました。生徒と目をあわせずに大人のペースで進める教師の授業運びが気になると同時に、剣道くんの無気力な授業態度も気になる30分でした・・・

 

帰りがけに当該校舎の今春の合格実績をもらって帰ると、予想外なことに御三家ゼロ。実は娘は小6のときに早稲アカに通っていて、ワケあって隣の駅の校舎に所属していたのですが、合不合や組分けテストの成績優秀者一覧表(氏名と校舎名が載る)にこの校舎の子の名前が上位によく乗っていたので、さぞかし良い合格実績だったのだろう思っていたのでこれは意外でした。

 

もう1つ早稲アカローカルな話題で言うと、小5・小6はS1・S2の2クラス編成で、SSクラスの設定がありません。ブログのどこかに書きましたが、早稲アカの場合SSクラスでないと御三家は統計的に無理、というのが私の見立てです。


■雑感

 

塾選びでは、百聞は一見にしかず。親は足を運ぶことで、様々な一次情報を入手できる上に、複数の塾に行くと違いが見えるので、自分の家庭なりの判断軸ができる、と改めて実感しました。

 

地元塾はこれで当確ですが、早稲アカの最寄校舎は疑問符なので、しばし我が家で封印していたSAPIXが選択肢としてにわかに浮上してきました。7月上旬にある入室テスト(SAPIXは、1~3、7、11、12月に実施する入室テストでは体験授業があります。)を受けることに。

 

これ、今のところ上の娘が歩んできた道と同じです。中1になった娘にも相談すると「うーん、SAPIXは小3は楽しいんだよね、サピシいっぱいもらえるし。」とのこと。

 

「二人別の塾に通うなら、せめてテキスト(予習シリーズ)は同じにしてほしい」と思ってしまうのは、私が過干渉のダメ父親からまだ抜け切れていないということか・・・

 


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■四谷「リトルクラブ」退会

 

小3に進級した剣道君ですが、小3になった段階で四谷大塚の通信教育である「リトルクラブ」を退会しました。結局小1でピグマ、小2でリトルクラブと低学年向け通信教育をつまみぐいした形になります。

 

上の娘の中学受験を経験して思うのは、親が一生懸命尻を叩いてせっつかっせる勉強は身につかないし自ら学ぶ力を削ぐ、ということです。

 

「リトルクラブ」は、残念ながら親がせっつくのも疲れてしまいました。低学年向けという意味での教材の完成度ではSAPIXのピグマのほうが数段工夫されていて、リトルクラブは算数も国語も中身自体はそこらへんの問題集(はなまるリトル?)並みに地味です。前のblogにも書きましたが、「(ジュニア)予習シリーズ」という看板にも偽りありです。小4以降の予習シリーズとは似て非なるものです。景表法違反(優良誤認)ではないでしょうか?

 

 

■スマゼミどうよ?

 

懲りずに小3向けの他の通信教育の検討をしました。

 

検討のポイントとして、小4から通塾するにあたり、①学習習慣の定着、②既習分野を作ることのアドバンテージ、③学習における成功体験を積むこと、の3つです。

 

Z会はリトルクラブよりさらに地味という評判。進研ゼミは、これが本当に良ければ日本国中の小学生の成績が上がっているはずだろうから(笑)、統計的にパス。

 

そこで目に留まったのが、ジャストシステムの「スマイルゼミ」です。今はやりのタブレット型通信教育です。これも進研ゼミと五十歩百歩のような気がしましたが、学習状況をリアルタイムでスマホで確認できる機能がついていることと、さらにあることを思いついて「スマイルゼミ」を決断しました。

 

それは1年先取りをすることです。

 

ということで、双子の学力に応じて、

小3の剣道君は、スマイルゼミの小4コース(発展クラス)を、

小3の柔道君は、スマイルゼミの小3コース(発展クラス)を受講中です。

 

■IT時代の勉強法

 

いま小3の二人にとって、スマイルゼミのタブレットが宝物です(笑)。

 

もちろんご褒美のゲーム(時間制限付き:スターアプリ)があるためですが、わが家では寝る前のタブレット使用を禁止したので、朝5時半に自分たちで起きて、その日のミッション(講座)をやって、そのあと朝食までゲームで遊んでいます。ちなみに朝早いので、夜9時半にはパタンQです。

 

あまり書くとスマイルゼミの回し者っぽくなるので、これ以上書きませんが、カード(?)がたまっていく仕掛けや正解するとピンポン♪という音を横で見たり聞いたりすると、IT時代だなあ、と痛感しています。中学受験としての最終的なアウトプットはアナログで求められますが、インプットはこうしたデジタルでもいいのではないでしょうか。

 

タブレット使用に伴う細かい課題が目につきはじめていますが、当初の目標だった、①学習習慣、②既習拡大、③成功体験の3点については今のところ満足しています。

 

 

■「スマイルゼミ」発展クラス

 

あと、スマイルゼミには、「基礎から中学入試レベルまで学力をしっかり伸ばせる『発展クラス』」が設定されています。

 

発展クラスと標準クラスの変更は途中でもできるので、気軽に発展クラスではじめましたが、これがなかなかどうして「発展クラス」の講座は手ごたえがある問題が出されていて、小4算数発展クラスは土日に私が一緒に見ながらやっています。

 

小5・小6の「発展クラス」は大手進学塾とは比べものにならないでしょうが、小3で受講する小4「発展クラス」はお手頃というか先取り戦略としてはありな選択肢だと思いました。

 

 

いずれにしても、極端に言えば小3までの家庭生活で中学受験は決する、というのが私が上の娘の失敗で学んだ冷酷な真実ですので、この1年は、わが子に最適な刺激と環境を与えるべく、日々考え続けることとします。


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■数から見た塾選び

上の娘の中学受験を経験して思うのは、最後の最後は偏差値ではなくて、順位が重要。結局受験本番は、偏差値が出るわけではなく、上から何番目かで選ばれるからです。

合格発表の掲示板を見て、わが子の番号が見当たらないときに、ああこの人数の中に入らなかったのねと痛感します。本番は0%と100%しかありません。つらいですがそれが現実です。

 

子供と一緒に走っているときは、とかく偏差値を指標にしてことの善し悪しを判断していましたが、一歩離れたいま、「順位」という数字で塾を俯瞰してみたくなりましたので、その思考過程を以下記録しておきます。



■SAPIXの上位層の厚さ

御三家の合格発表でわが子の名前が載るには、SAPIX生の内部テストで何番以内に入っていればいいのでしょうか。

SAPIX1学年は約5000名。
 ↓
SAPIX2/1難関校合格者数:例年約1000名。
1000名という単位ってすごいですね。

つまりSAPIXで1000番以内が御三家射程圏内。上位1/5。

組分けテストで1000番以内というと、ほぼαコース相当
(上の娘が所属していた校舎の場合)

なるほど、αコースの位置付けが非常にはっきりしてきました。αにいればこそ、統計的に御三家射程圏内、ということなのです。

 


■WのSSの価値は?

Wを同じ論法で比べてみたいのですが、Wの場合、NNのみ(いわゆる教務部付)が合格者数を押し上げていると思われるので、単純な比較はできなさそうです。

ただ、四谷大塚の組分けテストと通常クラスの関係は明確です。

Wの通常授業SSクラスになるには‥

以下のいずれか
①四谷大塚の組分けテストで2回連続1000番以内
②四谷大塚の組分けテストでSコース判定

ここにも1000番以内、という同じ数字が出てきました。でもWの合格実績はSAPIXのそれに比べれば雲泥の差ですので、四谷大塚で1000番以内というだけでは、御三家レベルを狙えるかどうかは不明、逆に言うと2/1難関校を狙うならSSが必須、ということになります。


■数だけでない塾選び

SAPIXで1000番以内って目標感として狙いやすいかも、と思いましたが、結局αに入っていろということだとわかると、御三家のハードル感が実感としてわきました。上位1/5にいろ、ということですね。これはわが子をSAPIXに通わせていたことがないとなかなかわからない実感かもしれません。
 

改めて上の娘のSAPIX時代(小3夏~小5末)の成績表をひっくり返してみました。ひっくり返してみた、というのは本当はウソで、SAPIXのMyPageに久しぶりにアクセスしてみました。過去の成績記録をすべて閲覧できるSAPIXのサービスはすごいですね。四谷大塚がYTを退会したとたんに過去のYTの成績が見えなくなったのと大違いです。

 

それで上の娘にSAPIXで1,000番以内に入っているテストがあったか調べたら、ありました。

 

小4_4月 偏59  位/ 4,771名

小4_7月 偏63 / 5,095名

小4_偏59

新小5_組分 偏63 

 

しかし、これ以降1,000番以内はありません。新小5になるタイミングが御三家射程圏の最後だったということです。新小5の最初の組分けでα2になって、親としてはよしこれからと期待したのとは裏腹に、本人の「勉強嫌い」「SAPIX嫌い」がはじまりました。旅人算がわからない娘に私が熱弁をふるっていた頃です。

 

 

SAPIXの実績は圧倒的ですが、SAPIXに通わせていれば大丈夫という生易しいものではないところが塾選びの難しいところです。
 

 


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■中学受験でどこを目指すのか

この春に受験に成功したわけでもないのに、職場の同僚に中学受験の相談を受けました。何もエラソウなことを話せる立場にはないのですが、話を聞いてみると、どの塾がいいかというストレートな質問。

しかし、どのレベルの学校を目指すのか、私立なのか公立中高一貫校なのか、まだ漠然としたイメージしか持っていないようでした。となると、なかなか的を絞ったコメントができません。

まずはこの時期に大手塾が大ホールを借りきって催している入試報告会に夫婦で行って、中学受験のイメージづくりと夫婦間の意識あわせをしたらどうか、と薦めました。私もこのblogを入試報告会に行ったところからはじめましたし。


■動機善なりや、私心なからしか

逆に親が「絶対筑駒」とか「絶対桜蔭」とかいうところから入る人がいます。そういう人には、私は心の中で稲盛和夫のこの至言を送っています―「動機善なりか、私心なからしか」

親の都合(私心)を子供に押しつけていないか。兄弟関係とか親戚関係のしがらみとか、見栄やブライドで子供の志望校を決めていないか。

逆に、上の娘のときにも経験しましたが、志望校選びに親のネガティブな先入観が入ってしまうこともあります。「今は進学校なのかもしれないけど、昔は滑り止め校だった。」「会社の同僚の娘さんが、進学校のあの学校を辞めた。」等々。

まずは親が仮のゴールを設定することも重要だし、一方親が情緒的にゴールを設定するのも悲劇を呼び起こす。受験勉強を始める前に、夫婦揃って情報収集をして、冷静に客観的に多面的に来るべきわが子のシミュレーションをすることはやはり大事なのだと思います。


■わが家の場合

とエラソウなことを書いたところで、わが家の新小3の剣道くんの志望校ですが、なんとかして開成に行かせたいと思っています。私の母校です。

オマエこそ、動機善なりか、私心なからしか?(笑)

たしかに私心ですね。親のエゴにすぎないです。でも動機は善のつもりです。親は動物として子供に自分のDNAを残していかなければならないからです。と書いてみたものの、随分薄っぺらい理屈であることが、こうして書いていくと気がついてきます。まずいまずい。

開成にゴールを仮設定した場合、問題は、入学するのに随分難しくなりすぎたということ。そして統計的にはSAPIXに行かせるべきですが…そこらへんの苦悩を次回以降書いていきます。

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