2019.11.15 スカルラッティ作曲 歌劇『貞節の勝利』 | たっぴーのムジカしくない日記 "Incominciate!!"

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主にオペラの感想等を亡備録として書き連ねていこうかなと思ってます。
その時感じたことをそのまま書くようにしてますので、文筆がおかしいことは多々ありますが、良ければご覧下さい。

電車内で本文打ってるので殴り書きですみません。メモメモ。あとで多分書き直したり追加したりする!!と思う、疲れてやる気がなくなってなければ(笑)

アレッサンドロ・スカルラッティの作曲した、ドタバタ『ドン・ジョヴァンニ』とでもいうのだろうか、『貞節の勝利』楽しかった!!
昨年から始まった、ベルカント・オペラ・フェスティバル(BOF)の本公演なわけですが、今回はバロックでした。
バロックって実は苦手で、カウンターテノールもほんとのほんとは苦手だったんだけど、好きになれそう。
内容何も分からず観たので、いつも字幕なんてほとんど見ないんだけど、今日ばかりは必死に目で追いました(笑)
やっぱり生の力は凄いなぁ。
疲れたけど楽しめたもんなぁ。
2時間の睡眠で仕事明けで寝ちゃうと思ったけど寝なかったもんなぁ。

ソリストみんな芸達者で素晴らしかった。
カウンターテノールの方めっちゃ良かった。ほんとに興奮した。カストラートに熱狂するのわかるかも。
リッカルドの方も素晴らしかった。
晴さんも良かった。
ボンバルダ隊長も良かった。
オケも良かった。
演出はめちゃめちゃ秀逸。すこぶる楽しませてもらった。

小堀さんの三枚目役はびわ湖のモノスタートス以来。ただ、あのモノスタートスは彼の人間性を小堀でなく、かなり深堀りしていて、ただの三枚目という感じではなかったので、いわゆる三枚目は今回が初。
とりあえず本人めちゃ楽しそうだった(笑)
超絶技巧とかハイDCとかあるわけではないので、小堀さんがこの役はもったいないくらいでしたが、おかげで文句なしの脇を支えてくれました。喜劇は脇で決まる。そして、そんな脇でめちゃ目立ってたのは、小堀さんの相手役のマツコ・デラックスさん。小澤征爾音楽塾のこうもりより前にオペラデビューしとるがなと心の中でつっこみまくって終幕を迎えました(笑)
もう、マツコにしか見えなかったよね。
そんな山内さんはほんとに芸達者で、楽しませてくれました。しかも歌も普通に上手かったという。NHKニューイヤーでいつも画面では拝見していましたが、今回初でした。

恐らくもう二度とないだろう、激レアオペラが観れるのは明後日のジーリオ1回のみ。
今日は新国のドンパス男3人も来てました。ミロノフとかスカンディウッツイとかね。
注目度高し、俺は貴樹。
そんなわけでとりあえず簡単にこのへんで。