4年の大朏です。
下級生の皆さん、追いレガ・追いコンの企画および開催、本当にありがとうございました。
また、コーチの方々をはじめ、OB・OGの皆さまにもお祝いしていただき、心より感謝しています。

私事ではありますが、先日無事に卒業論文を書き終えて提出し、留年することなく卒業することができました。(同時に免許も取れました。)
これからは大学院の方に進学しますのであと2年はボート部の方に籍を残しながら研究を始める予定です。
そのため部の方にはまだお世話になる予定なので、ここでは卒業し、就職する同期についてと、現在行われているお花見レガッタに関して述べさせてください。
(まだまだ残っている感謝の念はまた2年後に改めて書かせてください。)

・同期について
率直に言って出会えてとても良かったです。私はあまり感情を他人に向けて上手に伝えることができない部類に入るのですが、心置きなく話せて相談にも乗ってくれる貴重な存在でした。おかげで部活もそれ以外の大学生活も挫折や失敗を経験しながらも腐らずに続けることができました。本当にありがとう。またみんなで集まれるといいね。

・お花見について
3/28から3/29に行われているお花見レガッタですが、新大からはダブル4艇、エイトが1艇と新大にしては久しぶりに大勢のクルーが参加し、部の規模が成長しているな、としみじみ思います。ほんとに部の中核を担っている現役漕手やマネージャー、事務関係や広報関係の部員には感謝しています。研究室の用事でなかなか応援にはいけない状況ですが、送られてくるレースの動画を繰り返し見ています。大変だった冬トレを経て、事故や怪我無く安全に戸田でその力や経験を活かすことができていればいいなと思っています。

 

 

ここからは余談ですが、大学を卒業するにあたり、ただ一つ心残りがあるとすればそれは同期がつらいときにもっと力になれたのではないかということです。みんな精神的にも成熟している人が多い環境の中で、私は相談に乗るよりも相談に乗ってもらうことが多かったからです。この記憶や経験を持ったまま1年生に戻ったなら、少しは力にもなれたのではないかとどうしても思ってしまいます。

しかし同時に、大学一年生から今までで何を得たか、それは部に確実に貢献できるものか力かと言われると、ぱっと答えることはできないかもしれません。

「我々の大方の苦悩は、あり得べき別の人生を夢想することから始まる。自分の可能性という当てにならないものに望みを託すことが諸悪の根源だ。今ここにある君以外、他の何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。君がいわゆる薔薇色の学生生活を満喫できるわけがない。」
森見登美彦『四畳半神話体系』より一部抜粋

一見するとあらゆる可能性を否定し、思い描くような未来は作ることはできない、少しネガティブにも思えるこの一節ですが、反芻するうちに、現在の置かれた状況や過去に選んできた選択を後押しするもののようにも感じられてきます。

おそらく私は、何度一年生からやり直したとしても、似たように迷い、似たように誰かに支えられ、そして同じような結果に収束するのだと思います。これから残されている学生生活も、大きく何かが変わるというよりは、その延長線上で揺れながら進んでいくのでしょう。

大学院生活はまだ未知で、大きな意気込みを語れる段階にはありません。それでも、これからも部に関わり続ける一人として、目の前にいる誰かに、あるいはこれから出会う誰かに、ほんの少し手を差し出すことくらいはできるのかもしれません。

それがどれほどのものかは分からないままですが、少なくとも今の自分にできる関わり方としては、そういう形なのだと思っています。

 

以上