お久しぶりです。4年の五十川です。

現在、ボート部では1年生から4年生まで学年順にブログを書いているのですが、私がブログのラストバッターのようで、最上級生であることを実感させられます。ここまであっという間だったなという感じがします…っとこのままでは卒業ブログになってしまうので、このへんで止めておきます。

 

9月のインカレが終わってからここまでCBTとOSCEと実習前の試験が立て続けにあり、バタバタしておりましたがようやく落ち着き、最近は部活も授業もないのをいいことに旅行や帰省、趣味にとダラダラ過ごしております。先ほど言った試験も無事合格し、まさしく本日進級判定をいただき、後は来年の1月から実習が始まるのを待つのみです。
 

部活ですが、漕手としての活動はインカレをもって終了しましたが、今は学生コーチという形で部に関わっております。

他大さんでは、既にそのあたり整っているところも多いかと思いますが、ここ数年の弊部では部員の引退が早くその多くが引退してすぐ部活から離れてしまうことが多かったので、指導体制が貧弱でした。その中できた学生コーチというのは、今シーズンから始まった新たな取り組みとなります。

 

新年度ミーティングでは、議題のたびに「この件は学生コーチに…、学生コーチ、学生コー…」と業務を投げられ続け、業務の多さに愕然としましたが、学生コーチを始めて1か月半、学生コーチとしての取り組みも少しずつ軌道に乗り始めて、まだ少しずつですが指導することへのやりがいを感じております。

 

学生コーチとして1年間やらせてもらう上で手始めにどんな”軸”をもって活動していこうか私なりに考えてみました。

その結果、私がもっている大きな軸は「ボートについて知ってもらう」という単純なものです。

 

私が高校1年のときにボートを始めたのが2017年4月なのでそれから8年半ほどボートをやってきましたが、そのほとんどは指導者に恵まれませんでした。高校で入部してから先輩に教えてもらう期間はわずか1、2か月ほどでその後は自分で調べ、考え、探求していかないといけませんでした。意欲があり、自分で探求、分析ができる、または運動センスがある部員は自分でどんどんうまくなっていきますが、そういった部員ばかりとは限らず、私と同じような境遇で最後までうまく船を進められず活躍の場を得ることなく引退していく。そんな部員をたくさん見てきましたし、実際私もどちらかというと後者側で終わってしまったなと感じています。

 

その人たちを意欲がなかったのだから仕方がない、あいつはセンスがなかったで済ますのはとてももったいないですし、大学生活という貴重な時間をボートに割いてくれているのですからなるべく何かを得て、楽しんでほしいです。

「何かを得る」の中に、大学の部活での運営を学んで就活でのガクチカに使えましたという人がいますが、それは確かに大切なことですし、それ自体を否定する気はありません。でも、それだけなら他の部活に入っても一緒じゃないかなと思います。少なくとも、マネ志望で入部したのでなければ、最初はボートを漕ぎにボート部に入ったはずなのに、ボート競技自体から得るものがないというのは少し空しいような気がしてしまいます。

 

私自身ボートというものを理解しきれずでしたが、それでも大学3~4年のシーズンは多くの周りの方に恵まれ、学びの多い実りのあるシーズンでした。大会結果には結びつきませんでしたが、ボートの一端が垣間見えたような気がして、ボートを知る前とは違う成長をいくつも感じることができ、最後に少し満足な現役生活を送ることができました。

 

大したレース結果も残せていないので、レース経験豊富な方のような指導は私にはできませんが、その中でも今まで培ったものとこれから学んで得た知識を部員に還元し、少しでも怪我無く、楽しく、速く漕ぐためのボートの6割程は教えることができるかと思います。そして、その後6割から成長していく過程で部員にうまく伴走できたらなと思います。ですが、これだけでも今よりはだいぶボートというものが面白くなってくるのではないかと思います。何事も少し知って分かるようになると面白くなってくるものです。

 

最近では、Youtubeを代表とするSNSでボートについても多く情報を得ることができる便利な時代になりました。今やAIに練習動画を投げただけでアドバイスをもらうことができます。多くの情報が得られるようになったとは言ったものの、まだまだボートのことについて調べられる媒体は少ないです。それらを練習しながら調べるのは中々に大変ですし、ましてや部活だけでなく、授業、バイトと掛け持ちしている多くの部員にとってはなおさらです。ボートで強くなるために必要なことなんだから情報を調べるのは当然義務だ、と突き放すのは簡単ですが、それでうまくいっていない例がここ数年で連続で起こっている現状から考えて何かお手伝いできることがあるのではないかと思っています。

 

練習の中で疑問や心配事などあれば、一人で抱え込まずぜひ聞いてください。

 

そんなわけで今シーズン1年間よろしくお願いします。