レースを観戦すると色んなことを考えてしまう。


これから私は何を目指そうか、この域に達することができるのだろうか、どれほど練習したのだろうか、今のチームに何が必要で、何を目標にするべきだろうか


ただレースや選手に感動し、その感情を忘れずに高みを目指し練習に取り組めばいい。

それは頭ではわかっている。

しかしながら、自身の置かれている状況と上位で戦うクルーとのギャップに呆然としてしまう。


今年、全日本大学ローイング選手権大会に新潟大学は2クルー出漕した。

チームのトップクルーが悔しい結果で大会を終えた。

その現実から、自分のクルーは次のレースで戦えるか不安になって仕方がない。


淡々とネガティブなことを述べてしまったが、決して全てにおいてそう思っているわけではない。


今の私は去年の私よりも絶対に上達している。

その自信があるからだ。

まだまだなのはもちろん理解している。

だがしかし、やりようによればまだまだ速くなるし強くなれる。


次のレースでは、私は女子ダブルで出漕する。応援され応援しがいのあるクルー、そして見応えのあるレースをしたい。

残り約1ヶ月半、できる限りのことをし尽くしたいなと再認識できたいい機会になった。


二年漕手 舟崎璃音


追記

全日本大学ローイング選手権大会及びジャパンオープンレガッタの応援、差し入れをしてくださった、OBOGの皆様ありがとうございました。