どうも新2年漕手の朝妻隼です。早いもので去年「爆漕」という荒々しいタイトルのブログを書いてから一年が過ぎ、無事に学年が+1されました。自分はこのブログリレーの順番がなぜか毎年一番手なので自分の中で春の恒例行事のように感じています。今年も近況を振り返りながら、新年度の幕開けのつもりでブログを執筆していこうと思います。

 

 

どうぞご一読していただけると幸いです。

 

 

まずは昨年度の振り返りから。

大学一年目の漕ぎを通して感じたことは、クルーボート難しすぎる、です。高校生のころから続けているボートですが高校時代は二年生の初夏からシングルにしか乗っておらず、クルーボートに乗る機会はごくたまにほんの少し乗った程度でした。自分は人に合わせる漕ぎや合わせてもらいやすい漕ぎがあまり得意な方ではなく、さらにシングルばかり乗っていたため自分の漕ぎをひたすら極めていくスタイルになっていました。そのため、大学でクォードやフォアにメインで乗るようになって人に合わせる漕ぎの大変さを痛感しました。ただ単に人に動きを合わせるだけでなく漕ぎのパワーポイントを合わせるなど、意識することの多さにとてつもない集中力を求められ常に頭がパンパンでした。さらにフォアでは左右のバランスが等しいことが重要であるため、さらに意識すること多かったです。初めのころは合わせて漕ぐことで頭がいっぱいでした。それからだんだん慣れてくると、自分の漕ぎの改善点が見えてきたり、クルーでより速く漕ぐために話し合うなど他にも意識が向くようになっていき、それが少しづつものになっていくと大艇ならではの疾走感や問題点を試行錯誤して解決する達成感を味わえました。何より、シングルに乗っていたころ、試合の日にはずっととてつもない緊張感に襲われ、一人で戦わなければいけないという不安感に押しつぶされそうになる時が何度もありました。ですがフォアやクォードならステッキボートに着けて緊張していたとしても、前後に仲間がいて、「頑張ろう」と声を掛け合い、グータッチしてしまえば、不安は和らぎ、高揚さえしてくる。協調性と繊細さを要する競技であるが故の難しさと、仲間がいることの心強さ、クルーボートの困難さと魅力を味わう1年になりました。

自分は今年度も主にフォアに乗るだろうと思うので、まだまだ成長途中の漕ぎをクルーのメンバーとああだこうだ言いながら、より良い漕ぎを求めて頑張っていこうと思います。

 

 

 

 

次に近況報告を。

しようと思ったのですが春休み、というか三月はほぼ部活とバイトの記憶しかなく、オフの日は爆睡して、アマゾンプライムを視聴したり、ゲームをしていたらなぜか一日終わっていました。外出をしてもう少し充実したオフにしたい気持ちと、部活の疲労の蓄積で頼むから休ませてくれという体からのSOSの間で葛藤し、結局完全にインドアな一日を送っていました。たまにさすがに外に出ねばと散歩をしていました。穏やかな微風の中まだ暖かいとは言い切れない気温ながらも、日光の暖かさによって涼しいと思えるくらいの季節になり、少し日の傾き始めたころ、ひたすら続く田んぼ道をお気に入りのラジオを聞いて歩いていると、なんて平和なんだろうと感じます。何もない一日もこれだけで、意味があったと感じるので、体力に余裕ができれば目的のない外出が増えそうです。

一年生の一年間は部活や学校、バイトなど環境の変化や新しいこと、慣れない忙しさに時折振り回されているように感じたので、今年は趣味や目標、ちょっとしたことから遠出までやってみたいと思ったことを去年より多く実行に移せる一年にしたいです。勉強も頑張れるだけ頑張ります。

 

平穏とは言えない新歓期間の忙しさと進級してからの新しい生活リズムと加えて日々の部活動を何とか乗り越えた四月だったように感じました。直近でいうと毎年恒例の金大戦が終わり、ひとまずまとまったオフに入ったので、ここで体を休めインカレをはじめとしたこれからの大会に備える練習の中で、自分に何が足りていなくて、今何をすべきなのかゆっくり考え、今年度の競漕生活も今以上の成長につなげられるよう、頑張っていきたいと思います。

 

 

ほぼ一か月かけてちまちまと書いたので支離滅裂な内容かもしれませんが、ここまで読んでくださった方がいればうれしいです。ご一読ありがとうございました。