3年大朏です。
1年生、2年生はおそらく今年度最後の大きな大会である新人戦に参戦しています。
2年生は、桟橋が壊れてまともな乗艇練習ができず、去年は大会に参加することを断念したため、今回が最初で最後の新人戦になります。
1年生に関しては、これが初めての大会で初めて2000m漕ぐ人もいますし、逆にもうすでにインカレ出場を経験したうえでこの大会に出場する人もいます。
1,2年生ともに未経験が多く、春に部活動勧誘を行って入部させた学年という立場から見ると、ボート競技を知らないところから、日々の練習後にどうやったらもっと艇を前に進められるのか話し合って試行錯誤するまでになったことに対して少しうれしい気持ちです。
私自身もこの大会には1年生の時にダブルスカルで出場していました。恥ずかしい話、高校生のときから肉体的、精神的にも成長しておらず、とりあえず漕ぐ、何とか2000m漕げればいいじゃないか、のような感じで臨んでいました。結果は惨敗でした。高校生にも負けました。この時、私が感じたのは全力を尽くしたにもかかわらず惨敗したことによる無力感、無気力感、ではなくどちらかといえば、秋が過ぎ、冬を越した時の新しい自分への謎の期待でした。結果的には2年生になり大きな大会はあまり出れず、ひたすらトレーニングを行う年になりましたが。それでも得れたものは目に見えるもの、見えないが確かに"得た”と感じられるものも沢山ありました。
何が言いたいかというと、まだ1年や2年しかボートに触れていない後輩たちには、ボートは単にきつい競技であるというふうに決めつけてほしくない、これからのオフシーズンは苦痛で過ぎることを待つ季節であるより、自分への期待を実らせることのできる季節であってほしいということです。(by約6年間ボートに関わり続けてる人)