#413 特急きのさき１号について(令5.10)

令和5年(2023年)10月

特急きのさき１号について

【投稿日　令和5年10月28日】

【修正等　令和6年2月7日等】

１　はじめに

(1)平成8年3月ダイヤ改正

　平成8年(1996年)3月ダイヤ改正は、山陰本線にとっては綾部電化等に伴うダイヤ改正であり、気動車列車の特急あさしお・急行丹後が廃止され、電車特急である特急きのさき等が京都発の山陰特急として新設されました。詳細は#348、#349等のブログをご参照ください。

※特急きのさきは、平成8年3月ダイヤ改正による新設当初は、京都～城崎間の電車特急で「クリーム色をベースとしたJR西日本塗装」(いわゆる「JR西日本標準色」)の183系電車(現在と異なる)。

※平成8年11月まで運行されていた豊岡発米子行き12系普通客車列車及び米子発豊岡行き12系普通客車列車は、特急きのさきの走行区間の一部である豊岡～城崎間も走行。詳細は#395や#132等のブログ参照。

(2)特急きのさき１号の変遷

　特急きのさき１号は、平成8年3月ダイヤ改正による新設当初は、特急あさしお１号のスジを走る電車特急で、車両については上記の通りいわゆるJR西日本塗装の183系電車が使用されました。しかし、平成11年10月以降紆余曲折を得て、平成27年3月ダイヤ改正にて朝の7時32分に京都駅を発車する特急列車(車両は287系電車)となりました。このダイヤ改正以降現在(令和5年10月現在)に至るまで、特急きのさき１号は朝の7時32分に京都駅を発車する城崎温泉行きの特急列車であり続けました(車両は287系電車)。

(3)今回のブログでは

　令和5年10月時点における特急きのさき１号のダイヤ詳細等についてのブログを投稿します。

２　特急きのさき1号ダイヤ(R5.10)

（R6.2.7差し替え）

(6.2UP）

＜補足１＞（R6.2.7転記）

※令和5年10月18日の乗車結果等に基づき記載

※令和5年10月18日と記載しているが、令和5年3月ダイヤ改正から令和5年10月までこのダイヤで運行されており、次のダイヤ改正までこのダイヤで運行される予定(令5.10現在)

※特急きのさき１号は、令和5年10月現在においては、30番ホームから発車する唯一の京都発の山陰特急（特急きのさき１号以外の山陰特急は、31番ホームから発車）

※山陰本線京都〜城崎温泉間は電化区間であるが、そのうちJR嵯峨野線(京都〜園部間)及び綾部〜福知山間については複線電化区間。(その他については記載省略)

※両数等については下記３の写真をご参照ください。両数等についての詳細について今回は記載省略（R5.10.30追記）
※JR嵯峨野線(山陰本線京都～園部間)及び山陰本線園部～城崎温泉間のラインカラーは紫
※園部発豊岡行き普通列車(いわゆる園部発豊岡行き普通電車)である851M等は令和5年3月ダイヤ改正で新設
※特急きのさき１号の運行区間のうち、京都～上夜久野は京都府内の駅、梁瀬～城崎温泉は兵庫県内の駅
※令和4年3月ダイヤ改正にて、京都府北部や兵庫県北部の北近畿方面の特急「こうのとり」「きのさき」「はしだて」などで自由席が廃止→特急きのさき１号等についても自由席の設定がない

＜補足２＞(通称で記載の箇所あり)＞
※特急はまかぜ１号は、大阪発鳥取行き特急列車でキハ189系気動車(令和5年3月ダイヤ改正で鳥取行きに変更)
※特急たんごリレー１号は、京都丹後鉄道の丹後の海車両の列車で福知山発網野行きの気動車特急。
※特急きのさき４号・まいづる２号は、福知山・東舞鶴発京都行き特急列車で287系電車
※特急きのさき６号は福知山発京都行き特急列車で289系電車であるが、金・土・休日運転の特急列車
※特急きのさき８号は豊岡発京都行き特急列車で287系電車
※特急こうのとり12号は、城崎温泉発新大阪行き特急列車で289系電車
※園部発豊岡行き普通電車の851Mは2両編成で、車両は223系電車(2両編成の223系F編成)
※特急きのさき１号の上記交換列車等のうち、園部～福知山間で交換等する園部行き普通電車、八鹿～江原間の信号場で交換する福知山行き普通電車等については、2両編成の223系電車(223系F編成)
※特急きのさき１号の上記交換列車等のうち、上川口で交換する城崎温泉発福知山行き普通電車は113系電車

※その他のことについて記載省略

（R6.2.7微修正した一覧表に差し替え。差し替え前のやつでも間違ってはいないです）