「裏日本」文化論・30 | ヌース出版のブログ

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『ロゴスドン』Webの連載「「裏日本」文化論」を更新しました。

 

第30回

〈秦氏とは〉


 前回(第29回〈翡翠〉)、秦の始皇帝の遺体は、翡翠で覆われていたということを述べた。始皇帝は、周知の通り、史上初の中国統一を成し遂げた(紀元前221年)人物である。始皇帝陵兵馬俑〔しこうていりょうへいばよう〕は、世界文化遺産にも登録されている。兵馬俑とは、兵士や騎馬をかたどった像である。それは、墓の副葬品そして殉死者の代わりとして作られたものである。武士俑が約8,000体、陶馬が約600体、戦車が約100体存在し、兵士たちの顔は全て異なっている。これほどの数の兵馬俑が、1974年に発見されるまで、約2,200年もの間、人目に触れることなく埋もれていたというのだから驚きだ。遺体を覆った翡翠や兵馬俑からは、いかに始皇帝の力が絶大だったかをうかがい知ることができる。

 

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