渋谷ではたらく社長の告白   藤田晋著 ㈱アメーバブックス 2005/04/11 1600円税別 308P

「21世紀を代表する会社をつくる」

あまりにも抽象的な言葉だなー
というのが最初の印象。

でもその夢に突っ走って、会社を上場した直後のネットバブルの崩壊を乗り越え
なんと2桁代の黒字決算をわずか3年で成し遂げてしまう。

藤田氏をそんなにも駆らせるものは何なんだろう?
と、ついつい先を読んでしまう内容でした。

結局、藤田氏をここまで突き動かした正体は、私には分かりませんでした。

でも情熱があれば、何事も巻き込んでプラスの上昇気流が
できるんじゃないかというのが、感想。またその情熱の強さは若さにもあるのかと。。

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つまり、ビジネスモデルではなく、採用や社員の士気の高さが競争力に
なっていることにそのとき気がついたのです。
(略)
採用力は競争力だ-。
                                (本文抜粋)
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ビジネスモデルではなく、人材が競争力!という言葉は
心に突き刺さりました。

会社は人なり、とは誰かの言葉でしたが
大きい会社になった今でさえ
「私の経営スタンスは『みんなで一緒に会社を大きくしよう』です」と
言い切る藤田氏のポリシーが感じられる言葉で
本は終わります。

まだまだ「渋谷ではたらく社長 の話は続くのでしょう。

マークシテイのある渋谷にはなじみがあるので、続きがとても気になります。

やっぱり次は大手町\(゜□゜)/