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亀です。

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最初にカメラを写メで写した時に偶然写り込んだ木彫りの亀。本来は煙草入れでしょうか。数年前に骨董屋で拾いました。動きなどの彫り込みも良いので、木像彫刻の基礎を積まれた方の習作かなと思います。

亀特有の首や口の表情など一瞬を捉えており、相応に巧みな腕前ですが、作者の銘も無いので激安でしたねー。

名機だけど。

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一部ジャンクカメラとして入手しましたが撮影可能です。しかし、私なりの名機ではありますが、愛機ではない。
私の愛機『オリペン君』には誰でも受け入れる優しさがありましたが、このカメラは秀才すぎて器用貧乏。どこか専門馬鹿な昭和ヒトケタ世代を相手にしたカメラなんですね。

名機 私編

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1966年にミノルタ社から発売になったAL-Sです。少し無理すれば良いカメラが買える時代になった頃の製品です。大卒初任の給料がまだ二万越すくらいの頃、当時の価格が二万円ですから、カメラを買う階層は余裕のある男性に限られていたはずです。
40ミリ、f1.7レンズは現在の水準に比肩する優れた光学製品で、感触気持ちの良い撮影が可能です。ミノルタは本機を最後に電子化の道を歩みますが、あと少し当機を育てて機械式カメラの真髄を探求したら本当の名機になったと思います。