ヒロイン
少し気晴らしに映画見てました。『トゥルー・グリット』。
かのジョン・ウェインの名作『勇気ある追跡者』のリメイクに作品。
古典的西部劇であった前作と異なるのは、個々に自由の権利を守るための様々な戦いがあって、その代償は時に残酷かも知れない。
主人公の女性が片腕を失ってまで父の仇を討つ信条とは、どこかしらアメリカ建国の開拓精神よりも日本の武士道に近いように見えました。
人生の中で、自らの生命を賭けて戦いを選ぶという事は、勝利に関係なく喪失感も漂うものだ…仇討ちであろうと、他人の命を奪う戦いには身を削る代償もある…正義とは安易に行使できないものだ、とも思います。
また、酔っぱらいの老いた保安官と14才の少女の追跡旅の描写には、様々な寓意や主人公の心象などが画面に込められていて私は面白かった。
お約束のガンアクション、銃をさばきながら相手を躊躇いなく撃てる、というのは、そこにアメリカ人だけの本質も感じたりします。
私が思うに、日本の時代劇と米国の西部劇は娯楽映画の双璧でしょうかね…。


