先日の幼稚園の運動会。
その後、チラリと耳に入ってきた幼稚園への不満の声。
はて、私はどう思っているのか、
運動会、別の視点から編です。
運動会で私が見たかったのは、こんなところ。
・娘が楽しんでいるかどうか。
・娘は何が好きなのか。
・娘はどんな表情で踊るのか。
当たり前だけど、自分の娘のことばかり。
だから、
・お!ちゃんと踊るんだなぁ。
・はにかんで笑って、全然家族の方見ないなぁ。
・競争心はあるみたいだけど、隣の子をめちゃくちゃ気にして見てるなぁ。
・綱引きの時の笑顔が一番だったなぁ。
・チームで競う方が好きなのかな。
と言ったような、こんな光景が見えて、
娘が可愛かったし、成長も感じたし、大満足でした。
そして、運動会後、チラリと耳に入ってきた、
幼稚園への不満の声。
今年から体制が大きく変わり、去年までの運動会とは変わりました。
去年を知っている人は、満足度が低かったのかもしれません。
でね、私は思ったのです。
人は見たいものが見えるようになっているのだな、と。
今年の私は「娘の成長」にフォーカスしていたので、
それ以外のことはあまり気にならなかったのです。
そのことに自分自身の変化を感じました。
もし、幼稚園への不満や先生への要望を持っていたとしたら、
その部分がフォーカスされて、どんどん目に付いたように思います。
無意識のうちに探しちゃうんですよねぇ。
これ、私が娘との関係につまずいている時がそうでしたから。
娘が何をしても、気に入らないところばかりが目に付きましたもの。
こうなると不幸。
今はね、可愛いなぁって思うこと、
成長したなぁって思うこと、
そんなところの方が目に入るようになりました。
この違いはどこから来るのでしょう。
うーむ。
変えられるものと、変えられないものがあると知ったこと、かな。
自分以外のものを変えようとすると、それはもう大変で。
だったら、自分が工夫する方がはるかに簡単なのです。
幼稚園を変えようと思ったら、相当なパワーが必要で、
そこに私は自分の力を使いたくないのです。
だったら、その中でどう楽しく過ごすか、
どう足りないところを補うのかを考えた方がはるかに建設的。
そんなことがやっと分かってきた今日この頃。
自分がどんなスタンスでいるかって大事。
娘も同じ。
体制が変わった幼稚園に、特に不満を持っていなそうだけど、
どんな場面でも自分で工夫する力、楽しむ力を身に付けて欲しいなと思う。
いつでも、変化への順応は子どもの方が早いんですけどね。
不満のエネルギーより、もっと前向きなエネルギーがいいなぁ。
娘の運動会からそんなことを考えたのでした。
親勉インストラクター@花巻
大木 きぬよ(ぬー)
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