ひえぇーーーー!
目を開けたら、幼稚園に行ってるはずの娘がいた。
わたし、息子を寝かしつけて、そのまま寝てた。
え?
ということは、
私、バスのお迎えすっぽかした??
ビックリしすぎて、ポカーン。
くらくらくら。
娘は笑ってたけど、こんなこと初めてで。
私、基本睡眠が浅くて、目覚ましなしでも時間通りに起きられる質なんです。
そんな私が、バスの時間を寝過ごすなんて。
信じられない。
わなわなわな。
「え?え?あれ?寝ちゃってた。
あれ?お帰りー。あれ?」
そんな私を見ての娘の反応。
笑ってた。
寝ていた私をまったく責めることなく、
「〇〇(娘)も大きくなったらそういうことあるかもね。」って。
そして、そんなハプニングが楽しそうだった。
たまたまおじいちゃんがバスに気付いて迎えてくれたみたいなんだけど、
おばあちゃんが「そういうことあるある」って笑ってたし、おじいちゃんも笑ってた。
私的にはかーなーり、やっちまったーーーー!!だったんだけど、
みんな笑ってたわ。
その事実にビックリした。
完璧でなくてもいいんだね。失敗してもいいんだね。
ドジしちゃってもいいんだね。
てへへ、で終わりでいいんだね。
私、過去にも一度寝過ごして約束を破ったことがあって。
大学生の時にしていた家庭教師。
この時も知らない間に寝ちゃってて、生徒のお母さんの電話で目が覚めた。
正直に「知らないうちに寝ちゃってました。ごめんなさい。」って言ったら、
「事故にあったのかと思ったよー。無事で良かったー。」って言ってくれたんだよね。
私、それまで遅刻しちゃう人の気持ちとか全然分からなかったんだけど、
自分がその立場になってみて分かることってあるなぁとしみじみ思ったんだよね。
私にとって、約束をすっぽかす、とか、
時間に遅れる、ってタブーだったんだけど、
そのタブーをおかしても、全然大丈夫だった。
自分に厳しいと、他人にも厳しくなる。
こんな時、この言葉が頭をよぎる。
「負けたことがあるということが、いつか財産になる」
Byスラムダンク
失敗したことがあるということが、いつか財産になる。
そして、同時にこんなことに気付く。
私って幸せだわ。
前からずっと変わらずにあるんだけどね。