この四月、新生活が始まった方も多いですよね。
我が家の娘(4歳)も年中になり、幼稚園がこども園に変わったことで、
少し変化がありました。
新しいお友達も増え、友達関係のイヤなこともあるかもしれません。
そんなことを心配している親御さんも多いかもしれないですね。
娘が幼稚園に入る前だったかな。
お義母さんがこんな話をしてくれました。
ダンナの弟君たち、どうやら一人遊びが好きだったようなのです。
でね、お義母さんはこんな風に思っていたんだって。
「幼稚園でひとりでポツンと遊んでいる姿見て、泣けてきちゃったの。
かわいそうだった~。」
どんな風に感じますか?
「うんうん、分かる分かる。」と感じる人もいるかもしれませんね。
当時の私は幼稚園に通う子を持つ母の気持ちが全く分かってなかったのですが、
正直に言うと、
「お母さんにかわいそうって思われるほうがかわいそう。」
と、感じました。
だって、私が子どもだったらそれ、イヤなんですもの。
本人は夢中で遊んでいるだけかもしれない。
ひとりで誰にも邪魔されずに遊ぶのが好きなのかもしれない。
そんな我が子を「かわいそうな子」にわざわざしなくてもいいんじゃない?
当時のお義母さんの状況や心境は分からないのですがね。
そして、娘が幼稚園に入ってみると、確かにお友達関係は気になりました。
お友達と仲良くしている姿を見ると安心します。
たくさんの友達に囲まれている
我が子を見たい、
というお母さんの願望。
でも、お母さんの願望と
そのお子さんの心地良い環境って別物です。
これは親勉創始者の小室先生の言葉です。
私、これを聞いた時、「ほんと、それ!」と思ったのです。
子どもがね、困っている状況ならもちろんヘルプします。
でもね、それ、本当にお子さん困ってる?
困っているのお母さんだけじゃない?ということもあると思うんです。
かくいう私もついつい「お友達と遊んだら?」と言ってしまって苦笑い。
私がどうしてほしいのか、ではなく、
子どもがどう思っているのか、にフォーカスしようと思います。
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大木 きぬよ(ぬー)