ここのところ、毎朝のように娘(4歳)が言います。
「どうして弟ばっかり抱っこするの?
〇○(娘)のことは抱っこしてくれないの?」
最初はね、
抱っこしてほしいんだなぁ。
言葉に出して伝えてくれて良かったなぁ。
なんて思っていたのだけど、それが続くと、
もう、これを言われるのが、イヤ。
しんどくなりました。
娘がそれを言い出すと、決まって息子は泣いてさらに抱っこをせがむし、
私は「またか」と思って、娘に優しい対応ができなくなってしまうから。
なんで娘はいつもこんなことを言うんだろう。
なんで「弟が抱っこされている」ところばかりを見るんだろう。
なんで娘は満たされていないんだろう。
こんな風になんとか娘の気持ちを理解しようと、
娘の気持ちにフォーカスしていましたが、
私は何を感じているんだろう、という視点で考えてみます。
「いつも弟ばっかり」発言をされると・・・
「娘のことも大事に思っているのに伝わってない」という悲しさ。
「子どもたちの接し方に差がある」と責められているような感じ。
「だって、弟の方が小さいんだから仕方ないじゃん!」と開き直りたい気持ち。
朝の準備を効率よく済ますには、「弟をまず抱っこ」が一番早いじゃん!
「いやいや、あなたのこともたっくさん抱っこしたんだよ」も。
「また娘にこんなこと言わせちゃった」という自責の念。
「そんな風に言われると、抱っこしたくなくなる。」というすねた気持ち。
わぁ、子どもみたい。
出てくる出てくる、私って、こんな風に感じているのね。
この気持ちにジャッジはいらないんですよね。
良いも悪いもないんです。
ただ、そう感じているんだなぁでいいんです。
で、どんな自分でありたいか、を考えた時、
「おーおーおー、抱っこしてほしいのか。
可愛いヤツじゃのぉ。
よしよしよし、ムギューーー。」
こんな感じが私の求める姿。
余裕がある時はこんな風に思えるんですよね。
でも、
「いつも抱っこしてるじゃん。してない時ばっかり責めないでよ。」
って思ってもいい。
やっぱり可愛いヤツじゃのぉ。って思いたいから、
そう思えるように自分を整えてもいい。
「今二人をずっと抱っこしていたらどうなる?」
「朝ごはんはどうなるかな。幼稚園のバスは来ちゃうかな。」
ちょっと先の視点を見れるようにアドバイスしてもいい。
大人同士みたいな建設的な会話をしてもいい。
抱っこしてもらった時のことを思い出すように話してもいい。
自分を、娘を、責めるのではなく、こうでありたいなぁという方を選べばいい。
選べなかった日は、選べなかったんだなぁでいい。
「本当は一番に抱っこしたかったんだけど、ママ余裕がなくて、
イライラしちゃったよ。」って正直に打ち明けてもいい。
着地点を考えずにブログを書いてみたけれど、
何だかスッキリ&面白くなってきました。
子どもみたいな自分が笑えてきました。
「でてくる感情を否定しない」というのがポイントかもしれません。
娘の「抱っこして欲しい」も「弟ばっかり」も、
私の「そんな風に責めないで欲しい」も、「今は抱っこしたくない」も。
あぁ、そうか。
こういうときはこの間習った、「オウム返し」を使えばいいのか。
娘の気持ちにも、自分の気持ちにも。
娘の気持ちを代弁して、娘が自分の気持ちに寄り添えるように。
私が娘の気持ちに寄り添えるように。
私が私の気持ちに寄り添えるように。
絶賛、修行中です。
オオキ キヌヨ(ぬー)