昨日のお風呂あがり。

 

娘(4歳)が弟(1歳)の体を拭いてくれました。

 

まぁ、なんて微笑ましい光景。

 

自分の体を真っ先に拭けるのなんていつぶりかしら。

 

 

なんて思うのもつかの間。

 

娘が弟にズボンを履かせようとしたら、息子が全力拒否。

 

「ママ、ママ」と。

 

 

そうしたら、娘、号泣。

 

「なんで、〇〇(自分のこと)が履かせるの嫌なの。

 

 なんで〇〇のこと嫌いなの。」

 

って。

 

 

うーむ。

 

息子だってね、スムーズに履かせてくれるのはどっちか、分かるんです。

 

だから、ママを選んだだけなんです。

 

 

娘の気持ちにどう寄り添ったらいいのか、

 

ハダカのままで考えましたけれど、

 

まずはみんな服を着るのが先、とパッパと手を動かしました。

 

 

そしてね、今回のできごとに、私はイライラもしなかったんだけど、

 

一つだけ、訂正したい部分がありました。

 

 

それは、娘が口にしたこの部分。

 

「弟にズボンを履かせるのを拒否された」=「弟は私のことが嫌い」

 

娘はそう感じてしまったのかもしれないけれど、

 

これは娘の捉え方。

 

 

「ズボン、履かせたかったんだねぇ。」と寄り添うだけでも良かったのかもしれないけれど、

 

私は「断られた」=「嫌い」ではないことを伝えたかったのです。

 

どうしたら伝わるのかなぁと考えた時、

 

具体例がいいなと思ってこんな話をしました。

 

 

「あのね、あなたもトイレに行く時、パパじゃなくて、どうしてもママがいい時があるでしょう?

 

その時、パパのこと嫌い?嫌いじゃないでしょ?

 

弟もね、あなたのことが嫌いなんじゃなくて、ママが良かっただけなんだよ。」

 

 

この話を聞いている時の娘の顔が今でも思い浮かびます。

 

泣いた後で、涙がまだ溜まっていて、口はギュッと閉じていて、

 

でも、しっかり私の顔を見て、「ううん。」と首を振ったり、「うん。」って頷いたり。

 

ちゃんと聞いてくれてるなぁというのがよく分かりました。

 

 

ただこれだけの出来事を、こんなに丁寧に書きたいなぁと思ったのは、

 

私の中でもたまに顔をのぞかせる考え方だからかもしれないですね。

 

「頼まれごとを断る」=「傷つけた」かな?とか、「嫌われる」かな?と、

 

たまに考えてしまいます。

 

そんなことないのにですね。

 

 

娘の人生、これからまだまだ「断られる」ことも「断る」こともあるでしょう。

 

でもね、それは「好き」や「嫌い」とは関係ないということを覚えていてほしいのです。

 

もちろん、関係あることもありますけどね。

 

 

ちなみに、今日は弟のズボン履かせ、成功していました。

 

私は一言、「椅子に座ってみたら?」とアドバイスしただけ。

 

やったね、お姉ちゃん!

 

 

オオキ キヌヨ(ぬー)