私、買ったばかりの洋服、
なかなかおろせません。
着たくて買ったはずなのに、新品のままで取っておきたい、
そんな気持ちが働くのですね。
でもね、
我が家の娘(4歳)、
シールを買ったら、一気に全部貼ります。
しかも、可愛いノートとかでなく、
ティッシュの箱とかペットボトルとか、すぐに捨ててしまうものに。
私は「あー、もったいない。」と思うのだけど、グッと我慢。
シールは可愛く貼って残すもの、
というのは私の勝手なルールなのかもしれません。
シールは貼るために買ったんだもの。
娘にとっては貼る瞬間が一番楽しいのかもしれません。
もったいぶらずに、こんなに思い切りシールを貼れていいなぁ、と思います。
使うために買ったんだもの、楽しく使った方がいいよな!と、
私も買ったらすぐにおろそう!という気になりました。
そして、1歳息子。
お昼におにぎりを出したところ、
三角形の底辺から食べたんです。
「そこからーーー??」って、思いっきり脳内ツッコミしましたけれど。
私の中で、三角おにぎりは頂点から食べるもの、って決まってたんですよ。
だって、海苔の境目はそこだし、海苔がはがれるじゃない?
でも、おにぎりをどこから食べるか、なんて決まりはないですよね。
どこから食べてもいいのです。
何回かボロボロにしてから、どうやったらボロボロにならないか、
考えるかもしれないし、大人の食べるのを見て気付くかもしれません。
おにぎりを底辺から食べる息子を見て、
なんの先入観もなくて羨ましい!と思うのです。
育児をしていると、こうやって、
自分の思い込みやルールに気付くことが多々あります。
私はこの瞬間が好きなのです。
ええーーー??って思う時、子どもたちは私の中にあるルールを、
ヒョイと飛び越えていくんですよね。
それが爽快なのです。
自分のルールが外れて、私が拡がっていく気がするから。
子どもの行動が気に障ったり、イライラするときは、
自分のルールに反している時。
それは、自分のルールを認識するチャンス、
もしかしたら、もっと自由になれるサインなのかもしれません。
自分がどんなルールを持っているかを知ること、
そして、それをそのまま続行するのか、緩めるのか、
子ども達にも当てはめるのか、当てはめないのか、
それは私が決めていいこと。
こんなことを考えているうちに、段々自分ルールが緩くなっていって、
例外を受け入れやすくなってきたような気がします。
そうすると、楽になるんですよねぇ。
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