親勉初級講座での小室先生の言葉。
 
 
親勉は「教えません」
 
お母さんは正しさではなく、楽しさを教えて下さい。
 
 
私ね、この言葉に衝撃を受けてしまって。
 
もうね、前提が違っていたの、私と。
 
私、子どもに教えなきゃ教えなきゃって思ってた。
 
子どもに分かる言葉で、分かりやすく、根気強く。
 
そして、何回も何回も優しくね。
 
でもね、できないーーーーー。
 
笑っちゃうくらい、根気なかった、私。
 
すぐにイライラしだした。
 
さっきも言ったじゃん。
 
え、まだ覚えないの?
 
言葉には出さないけれど、
 
そういう雰囲気は出ちゃってたと思う。
 
そして、優しいママでいられない自分にガッカリして。
 
 
危ない危ない。
 
あのまま進んでいたら、スポンジのような吸収力の娘に、
 
どんどんどんどん劣等感を吸わせてしまうところだった。
 
 
でね、小室先生が言っていた、
 
「教えない」の意味が分かった時、スーパー納得した。
 
親勉では「アナウンスする」と言うのだけど、
 
「アナウンス」して、なんとなく聞いていた子どもが、
 
ある時、「これ、知ってる!!」と自分で気付いた時、
 
前のめりになるって。
 
最初から教えてしまうと、同じ「知ってる」でも、
 
「ふーん。」と後ろに引いてしまうって。
 
はいはいはいはい、そうですそうです、
 
ほんっとそうです。
 
私、思いっきり後者でした。
 
小中学校の勉強を前のめりになって、楽しい!!って思ったことがない。


 
でもね、今は分かるの。
 
大人になって、いや、子どもを産んでから、
 
食べたものが自分の体を作るって実感して、
 
食べ物のことを知りたくなったり、

体の仕組みのことを知りたくなったり、

はたまた、ぬか漬けや天然酵母に手を出した時には、菌ってすごい!って感動するし、
 
ナチュラルにお掃除しようと思うと、酸性アルカリ性、中和‥‥え、昔習ったアレですか、って思ったり。

もしかして、もしかして、理科って面白かったんじゃ?と思ってたところだったから。


遠い昔に入れた知識が、線になって、もっと知りたい!って前のめりになるんだよね。


というわけで、私の前提を超納得の理由でガラリと変えてくれた親勉に、今前のめり中ってことです。


長くなりましたが、まだあるな〜


【東北/岩手/花巻で親勉中!】
オオキキヌヨ(ぬー)