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 ジンジャーブレッドマン家族紹介ジンジャーブレッドマン

アラフォー夫婦 

姉 高学年 繊細気質でダンスが得意。

弟 低学年 ASD+ADHD、境界知能。支援級在籍、ゲーム依存気味。 

 

都会でも田舎でもない(地元でもない)地方でのんびり気ままに暮らしています。

 

こんにちは。


実は我が家の自閉ADHD息子、

幼稚園にトラウマを持っていますガーン



今は低学年の息子ですが、

幼稚園時代の運動会や発表会のDVDだけでなく、姉が映っているだけの幼稚園の動画を見る事も嫌がります赤ちゃん泣き


大きな事件があったという訳ではありません。


ただ、息子に合わない幼稚園だっただけネガティブ




下の子の宿命というか…

上の子がいる幼稚園に何の疑問もなくそのまま入園させましたひまわり



姉が通っていた時は、


行事に本気で取り組み、

お勉強+遊びのバランスが良く、

とても素晴らしい園


だと感じていましたニコニコ



息子は入園前に既にグレーだったので、

先生方にはプレの時から事前に息子の特性など伝えておきたいとお願いしていたのですが、

入園式のあと担任の先生に話してください

の一点張りでした泣くうさぎ



そりゃ正式に在籍してからじゃないと先生も余計な仕事になるし、担任が決まってないとどーこーできませんよね泣



と分かりつつも、

発達障害に詳しそうな先生もあまりおらず(たぶん1人だけだった)、

本当にこの園でお世話になって良いのか。

もっと自由に過ごせる園が良いのでは。

などと悩んでいました。





そして年少の時にその懸念が現実のものに不安




これまで何の疑問もなかった

運動会や発表会などイベントに向けた

練習日の多さ

一日中ダンスや歌を練習して

空き時間に遊ぶといったスケジュール。


出来ない子や列を乱す子は

もちろん叱られる

息子にとっては辛い日々が待っていました魂が抜ける




普段は先生方のご配慮で、

できない事に対する支援はありました。



事前に息子にできそうな事を準備するのではなく、

まずは挑戦してみて、

出来ないところは手伝います

と説明してもらいました。



私も、発達グレーの現状では

それがベストかなと感じていました。


まだ確定してもいないのに、

過剰に支援を受けても

本人の成長に繋がらない

と思ったからです泣くうさぎ





そして年少の冬、

自閉スペクトラム症

ADHDの確定診断をもらいました。


詳しくはこの記事花



この時期、転園するかとても悩みました。


加配の手続きに慣れない様子の担任の先生、

その際の園長の心無い言葉など、

要因はいろいろあり…悲しい


しかし病院と幼稚園の行き来に疲れ果て

楽観的な夫(転園反対派)とのやりとりで、

転園先を探す気力は萎んで行きました無気力



まだ年少さん。


ウロウロする子達、

はしゃいで先生の話を聞けない子達、

お母さんに会いたくて泣く子たちは

たくさんいましたにっこり


なので、

これからだんだん慣れるのかもと思い

(信じ込むことにして)

年中からもお世話になることにしました凝視




息子は厳しい練習さえなければ園は好きなようでしたし、好きな先生もいました。

給食も大好きで楽しんで通っていましたニコニコ



ただし、朝以外驚き



息子は登園しぶり過激派。。

毎朝玄関で修羅場です。

最初のうちだけと思っていたら、結局卒園までずっと続きましたネガティブ



とにかく行ってしまえば楽しんで帰ってくるスター


そんな日々を過ごし、


年中で先生の指導が厳しくなっていくと、

だんだんと帰宅後に

楽しくなかった!

という日が増えていきましたオエーぇー



年中クラスの担任の先生は優しく、

発達障害に詳しい先生が副担任としてついていてもらっている中での変化で、

とても申し訳なかったのを覚えています泣



ですが好きな先生が増え、

年長へのやる気も出た様子の息子ニコニコ



朝の修羅場はともかく、

息子が

「先生やお友達と

 バイバイしたくない!」

というので、

自然と転園の話は消えていきました…驚き




そして年長。

はじめのうちは新鮮だからか登園しぶりも無く、楽しく過ごしていましたほんわか



しかし息子はすぐに

自分のクラスに入れなくなり

廊下を歩くのを嫌がるようになりましたオエー



幼稚園の最高学年ということで

行事の練習量が増え、

叱られる様子(自分以外でも)や、

先生がピリピリすることが

多くなったからでした魂が抜ける



そうなってくると

登園しても意味がなくなってきます。


日中、職員室で絵本を読み、

給食を食べて帰るだけの日々になりました絶望



そりゃなんっにも面白くないに決まってます真顔

わかる。行きたくないよね。。



そして朝の修羅場にも耐えられなくなり

年長時代はほとんど登園できずに終わりましたもやもや

※行事は時々参加しました。


卒園式は「お友達と先生に会いたい」と頑張って登園泣くうさぎ

複雑な気持ちで先生方とサヨナラしました。




その後、

こんな状態の息子なんだから

絶対不登校になる!

と確信していた小学校。



拍子抜けするぐらい

毎日楽しく通っています笑ううさぎ



理由を息子に聞くと、

「やる事があるから!」

と答えました。


※支援級にいると、

先生が他の子をみていて手持ち無沙汰な時は、事前に用意してくれたプリントをこなしているそうです。

集団活動が苦手で見学する時も、完全に参加と見学に分けず、いつでも参加してOKというスタンスです。



それを初めて息子から聞いた時、

とても申し訳ない気持ちになりました。



通っていた幼稚園のように、

みんな揃ってやりとげる事の素晴らしさは、娘の時に感じたので分かります。


娘の頑張りに感動したことも何度も泣くうさぎ



ですが息子の場合はその環境に馴染めず、

1人でやれる事もなく、

行き場がなかったのですえーん



みんなが練習している間、絵本を読む以外にできることがきっとあったはず。

もちろん人手不足で息子1人に特別待遇ができないのはわかっているので、幼稚園で何かやって欲しかったわけではありません。


自分が出来ること、やりたい事を

自分で探せる環境に置いてあげられなかった。


息子に合った園さがしができなかった私の責任だなと思いました悲しい



そんな息子が先日、

娘が幼稚園での思い出を懐かしみ

動画を観ている時に言いました。


なんで幼稚園変えてくれなかったの?」と。

※この時息子は「もう動画止めて!」と怒っていました。



転園先を探している時に、

「幼稚園変わっても良い?」

と確認していたのを思い出したのかもしれません。



咄嗟になんと答えて良いのかわからず、

ごめんね

しか言えませんでしたガーン






あのとき転園していたら…

今でもよく考えてしまいます。


もっと出来ることが増えたのかも。

もっと家族以外の人に目を向けていたかも。





ですが、今は毎日楽しく小学校に通っている

息子の笑顔に救われています照れ



集団もだんだんと平気になってきて、行事に参加することも練習もできるようになっています。



幼稚園選びでしくじってしまっても、

その時期が無かったかのように

小学校で急成長しました泣き笑い


エジソン箸を卒業し、

1人でトイレに行き、

1人で交流級まで移動し、

みんなと一緒に授業を受けられるようになりました!




今もしお子さんの登園しぶりで困っている親御さんがいたら、こんなケースもあるんだと思ってもらえたら嬉しいですニコニコ



そしてお子さんを転園させるか悩んでいる方。


選んだ結果がどう転ぶかは誰もわかりません。

無責任なことは言えません。


ですが、

いつもお子さんのそばにいる親御さんの目は、他のどの大人より優れたセンサーだと思います電球

お子さんにとっても親御さんにとっても後悔のない選択ができるよう祈っていますお願い




ご覧いただきありがとうございましたニコニコ




辛い時も楽しい時も絵本はずっと好きなまま照れ

小学校入学当初も色々持参していました飛び出すハート


不思議と内臓好きなお友達が多くて大人気不安





ではまたバイバイ笑い