第十五弾：内閣官房　国土強靭化推進室　「国土強靭化に資する民間の取り組み事例」応募

内閣官房　国土強靭化推進室　

「国土強靭化に資する民間の取り組み事例」応募　

取組の名称（必須）　

プロボノ弁護団による議会・行政・福祉協働事業構想支援『第1209条プロジェクト』

（１）取り組みの概要（必須）

国土強靭化の要の一つである、国交省政策「公共事業コスト構造改善プログラム」において、民間の開発した新技術を活用し公共事業の事業コスト縮減するため「NETIS新技術活用システム」公共事業の設計業務等共通仕様書 第1209条【詳細設計の条件】12項ルールの適正な運用促進のために、『議会・行政・福祉協働事業』構想により、当特定非営利活動法人NETIS新技術活用協働機構の保有財産である土砂防災３４パーセント工事コスト縮減技術の活用を促進し、特に身近な急傾斜地崩壊対策工事を推進し、安全安心な生活を守る全国的取り組みです。

（２）取り組みの特徴　（特色、はじめたきっかけ、狙い、工夫した点、苦労した点）（必須）

開発者には30歳になるダウン症の息子がいます。これまでも、これからも国に大変お世話になります。私たち老夫婦の最後のお勤めとして後世にこの技術を継承していただきたいとの思いです。

国交省推奨NETIS新技術「無水掘工法®」を、既得権益パワーから逃れられる、非営利活動NPO法人設立と同時に知的財産権及び機械動産全てを無償寄付譲渡し全国障がい者の公益共有財産としました。世間では障がい者はタックスイーターと評されている中、ニュータックスペイヤーに成り得る職場とするために、障害者差別解消法の合理的配慮【当事者自らが物申すこと(注：大阪府は政府に先駆け令和３年4月より民間も義務となりました）】を盾とし、行政文書情報開示請求権行使から始まる『議会・行政・福祉協働』事業構想としました。国交省宛てに会計検査院の是正勧告も出ている事案に非営利の立場から供するために、新しく『設計瑕疵リカバリーシステム』を構築し、全国障がい者の新しい仕事としました。34%工事コスト縮減技術の活用によるロイヤリティが障がい者の給料工賃の原資となり、税金を1円も使わずに職業的自立と経済的自立ができます。(注：生活保護を卒業し新しい納税者となり得ます）

（３）取組の平時における利活用の状況（必須）

平成14年9月5日には、大臣官房技術調査課から「国土交通省公共工事コスト縮減対策に関する新行動計画の平成１３年度の実施状況について」として、報道発表された新技術『無水掘工法』です。

平成24年度までに7.13億円コスト縮減 実績が【障がい者による新しい納税】として国庫に納められています。令和元年度より、総務省：テレワークマネージャー派遣事業所として、支援を受けています。（開示請求情報：第1209条ルールが適正に運用されていたら、H16年度～21年度6年間だけでも、出来たであろう新しい納税はなんと！ 100億円超になっていました）　

（４）取組の国土強靭化の推進への効果（必須）　

会計検査院からは、「公共事業コスト構造改善プログラム」積算基準が従来工法より工事コスト34％縮減・工期短縮32％が認定されています。

特筆したいことは、これまでの3現場の事業予算で、4現場の施工が可能となり土砂災害危険個所の整備率が効率的となります。

（５）　防災・減災以外の効果（必須）

この取り組みは、納税をする『権利』と、考える働きたい障がい者さんが主役です。障がいのある方も、積極的に社会へ参画し納税をする『権利』があります。この『働く権利』という考え方も、障がい者就労・在宅ワークの『働き方改革』の大切な骨子となっています。

『議会・行政・福祉協働事業』構想により、障がい者の新たな職域開拓「第三の雇用の場』として定着する事を目指しています。

新たな『議会・行政・福祉協働事業』成果としては、これまでに公共事業の工事コスト縮減7.13億円の実績貢献を果たしています。合わせてこの縮減金額が「障がい者による新しい納税」を果たしていることとなりました。

（６）現状の課題、今後の展開など（必須）

国交省政策「NETIS新技術活用システム」土砂災害防止新技術『無水掘工法』は、会計検査院新技術積算認定で34％コスト縮減が果たせます。この行政との協働事業は、公共事業の設計業務等共通仕様書第1209条（設計業務の条件）12項ルールと、設計業務委託契約約款（瑕疵担保）第40条ルールに基づき運用されます。

近年頻発する、身近な土砂災害危険個所・急傾斜地崩壊危険区域での都道府県発注防災工事には、受益者負担の考えから市町村と近隣の住民にも高額負担金が発生しています。

厳しい国家財政の中、平成29年5月15日発足から令和3年で5年目となる、大阪弁護士会５人のNETIS プロボノ弁護団とコラボして第1209条プロジェクト『平成29年度改正第1209条ルールの在り方研究会』は、障がい者の新たな職域開拓と「工事コスト縮減による新しい納税」を「議会・行政・福祉協働事業」構想として、国交省政策「公共事業コスト構造改善プログラム」に基づき、国税の有効的執行を促すために行政との協働事業として『公共工事設計瑕疵リカバリーシステム』を進めてまいります。

（７）周囲の声　

① 『平成NETIS無水掘工法物語の軌跡』音訳YouTube 驚異３６００回視聴突破 https://www.youtube.com/watch?v=RtB1cdQYonY&list=PLtKI83bwLNT86UF1skRtwCJfFm-x2rfz-

② 福井県福井市平成27年9月定例会 9月7日本会議(一般質問３)堀川秀樹 YouTube3170回視聴 https://www.youtube.com/watch?v=pjXKQjWJyW8&list=PLtKI83bwLNT_iOJAZm24V0qy4qCjw6-ij&index=2　

③ 福井県福井市議会会議室-プレゼン ❶ 無水掘工法導入編YouTube 389回視聴 ➋土木技術編 YouTube266回視聴　❸障がい者福祉編 YouTube257回視聴　https://www.youtube.com/watch?v=FTmJdGjuDWU&list=PLtKI83bwLNT_51VG3sb1lMynYV1w1NOuF