院長のよもやま話 -34ページ目

院長のよもやま話

1971年生まれの小児科開業医の独り言です。
明日もいいことありますように。

今日は銀行の日、月末だねぇ〜

 

東京、アレルギー学会。

規模の大きな学会、眼科、耳鼻科、皮膚科、内科、小児科、

基礎系の先生、他、アレルギーで括った全部の人が来る。

喘息、アトピー、鼻炎、結膜炎、蕁麻疹、膠原病・・・

話題になる分野も多岐に。

ただ、学会にはトレンドがあり、喘息がアツイとかイロイロある

10年前のトレンドは食物アレルギー。

かなりの熱量をもってアチコチで議論が白熱してた。

そしてここ2-3年は圧倒的にアトピー性皮膚炎。

20年前(2000年過ぎ)は、外用薬しかほぼ手がなく、

「いつまで塗ればいいんですか?」

「一生ステロイドですか?」的な感じ。

ステロイド外用薬、メディアのミスリードなんかもあって

随分悪者あつかい。

この水を塗ったら治る!とか、眉唾の高額民間療法も多数あり、

アトピービジネス、なんて言われた時代もありましたが、

生物学的製剤ほか新薬の登場で、

本当に「治る」時代になりました。

治療する薬剤のレパートリーも増え、

いかなるタイプのアトピーにも対応出来るように。

「治せないのは医者の知識と腕の問題」と豪語される先生も。

ただし、武器は増えましたが診療費はかなり高額となります。

小児は自治体により、医療費が全額補助か大部分補助、です。

つまり、国が認めてくれれば、かなりの患者さんに恩恵アリ。

新薬、平均的な感じで、年間ざっと50万程度。

小児人口が1400万人、10%程度がアトピーなので

アトピーの患者さんはだいたい、140万人。

うち、新薬の適応となる患者さんが1/5として、ざっと25万人。

25万X50万=1250億円/年

これが小児の話。

大人のアトピーの患者さんもいるし、

アトピー以外にも病気は沢山。

治療しようと思えば、かなりの所までできるけど・・・

そら医療費あがるやろ、下がる理由がみあたらない。

医療費削減、社会保障制度改革っていってるけど、

治せる患者さんは沢山いる。

あとはどこまで認めてくれるか、かしら。

 

今日も勝ちたいねぇ。