インフル生ワクチン(点鼻タイプ) | 院長のよもやま話

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1971年生まれの小児科開業医の独り言です。
明日もいいことありますように。

夏休みが終わる・・・

 

今日のお昼は勉強会、

「フルミスト」点鼻タイプのインフルエンザ予防接種薬。

前も書きましたけど、いよいよ始まりますので再掲。

インフルエンザ、今までの予防接種は「不活化」ワクチン、

ウイルスの部品だけ入れて、免疫に覚えてもらう。

点鼻のワクチンは、「生」ワクチン、

ウイルスそのものを病原性を落としてお鼻に噴霧する。

つまり、軽くインフルエンザに罹ってもらう形。

「今年インフル罹ったからもうなりませんよね」の状態を

ワクチンで作り出すことになります。

軽く罹って貰うので、効果は不活化ワクチンより長めで、

不活化ワクチンが3-4ヶ月っていうのに対して、

生ワクチンは、1年弱っていったりします。

接種回数も、「生」は免疫記憶がいいので1回

(不活化は小学生まで2回、中学生から1回)ですみます。

そして、一番の違いは、点鼻なので針は刺しませんから

痛くない、ってことでしょうか。

良さそうな感じですが、マイナス(?)面も。

軽くインフルエンザに罹ってもらう、と書きましたが、

人によって効果に個人差はありますので

軽くですまない人もおられます。

接種翌日、もしくは翌々日に発熱することがあります。

インフルエンザウイルスで起こる発熱ですので、

インフルエンザ、扱いはインフルエンザになります。

軽い、ので通常4-5日かかるインフルエンザですが、

2日程度で解熱します。

発熱より多い割合で、鼻水がでたり鼻閉がでたりします。

これも軽い感冒症状です。

後は、ワクチンの値段はちょっと高くて、

不活化4000円程度、ですが生ワクチンは倍、

8000〜9000円程度します。

自治体により補助がありますのでご確認ください。

以上、今年から始まるインフル生ワクチンのお話しでした。

ご検討頂けましたら幸いです。

 

セミが減ってトンボが増えた