今度は力負けかしら。
NHKの日曜特集、PICU(小児集中治療室)の特集。
PICU、全国で20ヶ所ぐらい?
小児人口は13-4%あって、成人ICUは何百という数で
ありますが、小児は圧倒的に少ない。
長崎にもちろんPICUはない。
では、長崎の子達は・・・
子供に特化してない成人ICUで頑張って診てる。
これでも進歩した方、僕が医者になって10年ぐらいは、
ICUではなく、普通に一般病棟で診てました。
大学時代を思い出しながら、切なくなりながら観てました。
あのunitで入院する患者さんの医療費は、
場合によっては何千万の単位になります。
一部はご家族負担、大部分は国や自治体負担、ですが、
病院は機材費その他含め行政の今の補助では、ほぼ赤字です。
高度の救命が出来る様になりました。
頑張って助かる子もいれば、
残念ながら様々な手を尽くしても救命できない子もいます。
どちらもかなりな額の医療費がかかります。
膨れあがる医療費に対して、
国はあの手この手で削減といわれますが、
こと小児の医療は、やればやるだけ、病院の赤字になります。
病院経営上は、小児集中治療患者は受け入れない方が良い、
となります。
この流れで、各地でNICU(新生児集中治療室)は閉鎖、
PICUは普及せず、となっています。
「国の医療は子供には冷たい」
番組の中で小児科医が話してましたが、その通りだと思います。
選挙の度に「子供まん中社会」とかいいますが、
実質、働き手を増やす、税収を増やす、大人を助けるため、
の気がして、子供目線の話ではないように聞こえてしまいます。
本当の「こども真ん中社会」の実現を望みます。
なんでも効率、数字で片付けられる話ではありません。
誰に頼めばいいの?教えて欲しい・・・
週末から夏休み、いよいよだねぇ。