朝から食べた調理パンが・・・
有頂天家族、森見さん、読了。
久しぶりの森見さん、株とかなんとかめんどくさい本読んだんで
何も考えたくなくっての森見さん選択。
京都の街が舞台のタヌキの話。
登場人物はタヌキと天狗と人間、部類としたはファンタジー?
くだらない大学生の話を書かせたら右に出る者がいない森見さん
今回もそのくだらなさが全開で発揮。
四畳半神話大系とかはドラマかな?とおもいますが、
有頂天はアニメな感じのお話でした。
森見さん、京都大学出身、出身も関西?
万城目さんと並んで京都が舞台のお話しが多い。
よっぽど大学時代が楽しかった?
京都の街の細かい地形や風情が物語に溶け込んでる。
京都好きな人は場面が想像しやすくたまらない感じ。
この前の長崎舞台のドラマな感じかしら。
有頂天、出てくるのはタヌキだけど家族愛の話。
森見作品でスタンダードな役に立たないろくでもない師匠がいて
くだらない事に命をかけるこだわりの強い主人公が出てくる。
主人公はたいがい持てない人が多いんだけど、
今回の主人公は意外ともててる?タヌキだけど。
帳尻があわない感じもありながら
主人公のキャラクターと、ファンタジーのパワーで
押し通す、ドタバタ感が魅力。
シリアスな森見さんもいいけど、こっちが定番。
期待通りで大変面白かったです。
来週からは4月、この前開花とかいってたけど
もうビックリするくらい咲いてるんだけど、サクラ。
ここからはゆっくり楽しませて欲しい。