雨上がりだけど、
湿度もなくて、スカッと快晴。
「爽やかで気持ちいい」のですが、
個人的にもう一寸暑くって、ムシムシしたほうが
居心地がいい、前世は細菌?カビ?
今月も依頼原稿書きました。
とびひの子、もう来てます。
みずいぼと併せてこれからシーズンになりますね。
とびひのお話し
夏が近づいて参りました。夏は皮膚病の季節です。あせも(汗疹)、水いぼ、虫さされ。今回は夏の皮膚病の代表選手「とびひ」のお話し。
「とびひ」は俗称で正式には「伝染性膿痂疹」といいます。接触によってうつって、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がることから「とびひ」と言われています。
皮膚は表皮と呼ばれる細胞の上に角質層、皮脂膜がのって、外部からの微生物の侵入を防いでいます。あせもや虫さされをひっかくと皮膚のバリアが剥がれ、そこに指についていた細菌が感染することにより炎症を起こし、かゆみを伴った水疱が出来ます。これが「とびひ」。水疱は簡単に破れてびらん面を形成し、かきむしると水疱内容液や分泌物が飛び散り、その周辺や別の部位に拡がっていきます。
とびひにならないようにするには?、前述しましたが、皮膚には細菌をブロックするバリアがあります。このバリア機能を維持するため入浴し皮膚を清潔に保ちましょう。あせもが出来たり、虫に刺されたら、外用薬(かゆみ止め)をつけて掻かないようにしましょう。爪が長いと皮膚を傷つけます、短く、丸く切って清潔にしておきましょう。とびひを起こす細菌は子供のお鼻の入り口に沢山います。お鼻に指を入れないよう、触ったら手をよく洗うよう指導しましょう。
それでもとびひを起こしたら?患部はよく洗い(石けん可、湯船に浸かるのは不可)流し、抗生剤(細菌感染に有効)の外用薬を塗布します。通常は3〜5日で乾燥してきますが、治りが悪かったり、とびひの範囲が広かったりすれば内服の抗生剤も使用します。掻くと拡がりますので掻かないように患部をガーゼで保護したり痒みを抑える内服薬を使用したりします。治りきるまで1週間程度は治療を続けましょう。
とびひ(伝染性膿痂疹)は学校保険法で「第三種の伝染病」に区分されています。他のお子さんにうつす可能性があるため、医師の診断、治療をしっかりと受けましょう。病変が広範囲の場合、学校を休んでの治療を必要とすることがありますが、病変部を外用処置して、キチンと覆ってあれば学校を休む必要はありません。プールの水ではうつりませんが、お友達の肌に触れる恐れもありますので、治るまでプールは禁止して下さい。