子宮頸がんワクチンの話が報道されています。
インフルエンザのワクチンより副反応が十倍高いとか。
数だけみれば問題ですが、インフルエンザ、頸がんワクチン、
同じような調査法で解析したのかどうか?
そもそも同じ土俵で比べていいデータなのか、疑問が残ります。
ちなみにこの報告では日本脳炎ワクチンの副反応は
さらに高く子宮頸がんワクチンの倍、インフルエンザワクチンの20倍となっています。
一過性の腫れ、痛みであればさほど気にしなくてよいかと思います。
失神はこの予防接種でよくきく副反応ですが、ほとんどが安静で速やかに回復してます。
問題となるのは永続的に後遺症を残す症状でしょうか。
どのワクチンにも残念ながら副反応はあります。
しかしそれはワクチンに限ったことでなく、風邪を引いたときに貰う薬にもあります。
ワクチンにもよりますが、副反応の率からいけばどのワクチンよりも
抗生剤の副反応率が何倍も高いのではないでしょうか。
風邪をひいたら念のために抗生剤は貰うけど、ワクチンは副反応が心配だからやらない。
というのはなんだかすんなり理解できない話です。
ワクチン後の副反応はけっして見過ごすことは出来ません。
きちんとした統計をとり、詳細に報告開示し、問題がないか常に検討することが大事だと思います。
ただし、現在使用している頸がんワクチンは全世界で何百万人の人に使用しているワクチンであり、
副反応率が高く中止になった国はありません。
おそらく接種して問題となる副反応が起こる割合より、
接種せずに10-20年後に癌になる割合の方がはるかに高いのではないかと考えます。
予防接種をうけないということは、今ある副反応が心配だから、何倍も高いであろう、そして生命に関わる将来癌になるリスクを選択する、と考えることが出来るのではないでしょうか。
悲しいのはその選択は本人が行った選択ではないということです。
ワクチン同時接種開始時、不活化ポリオワクチン導入時、新しい事を始めるとき
何故か知りませんが、すぐに問題報道がなされることが多い気がします。
しかし、最初だけでその後の追加報道はなしです。
報道したのなら責任を持ってその後のことも結論が出るまで報道していただきたいと思います。
我が子に接種するワクチンです、ご不安な点などあるかと思います。
解りうる限りでご説明差し上げますので、ご不安な方は気軽にご相談下さい。
ワクチンの有効性の説明が上手くできず、接種が行えなかった風疹。
いま大変な流行になっています。
残念なことですが先天性風疹症候群の発生もこの流行により件数が増えると思われます。
ワクチンを接種して流行がなければ普通に生まれてきた子たちです。
防げる病気は防ぐのが基本です。