中学1年生後半から不登校になった。
高校に進学する気もなかった。
 
けれど、親や教師によってムリヤリ高校に進学させられた。
当時、某県で最も偏差値の低かった某高校へと。
 
そこで、ある教師と出会った。
ほぼ全教科赤点だった私を心配し、放課後毎日熱心に指導してくれた。
嬉しくてたまらなかった。
応えたかった。
気付くと私は学年でトップになっていた。
 
教師はすごい。
人を変えられる。
こんな「やりがい」のある職業って他にあるか?
私も教師になりたい。
大学に行きたい。
 
そんな、安易な気持ちで高校を中退した。
 
 
それから市販の参考書を買って、独学で中学校の内容を終えた。
 
笑えた。
 
教師が「教科書」を「読み上げて」、
「教科書」の内容を黒板に「書いて」、
それを生徒がノートに「写して」…
 
そうやって3年かけてやった内容が、
 
独りでやったら数カ月で終わった。
 
そして偏差値30台の高校から偏差値60の(自称(笑)進学校に入り直した。
 
あれ以来「授業」の意義がわからない。