ソシオ | 島根に「伝説のサッカーチーム」を創る男の挑戦

島根に「伝説のサッカーチーム」を創る男の挑戦

島根県民70万人から愛される、日本初のソシオを成功させる、その名も「伝説のサッカーチーム」。
そのチームを創るため、30年間生まれ育った東京を離れ縁もゆかりもない島根で挑戦する男の伝説達成までの軌跡をこのブログを通して紹介する。

一昨日は
日本初、スポーツ専門行政書士の谷塚哲さんによる
「これからのプロサッカークラブとソシオ式クラブ運営」
の講演に行ってきました。


先日個別にお会いした時は
 ・サッカークラブを管轄するJリーグとサッカークラブの法人形態の乖離
  (Jリーグは公益法人、サッカークラブは株式会社)

 ・日本のサッカークラブの多くが理想と掲げるFCバルセロナの法人形態との乖離
  (バルセロナはNPO、サッカークラブは株式会社)

 ・NPOは「税制の優遇」、「助成金の活用」、「行政との連携」に有利

など、理路整然とNPO組織の重要性について説いて頂きました。

(谷塚さんは、実際に、某サッカークラブと提携し
行政書士として出来る範囲で支援をされているようです)



今回は
これから必要とされるクラブの環境を
「100年続くクラブづくり」と題して発表されました。

主なメッセージは
 ・プロ化の対象は選手だけ、フロント/リーグ/チームはまだプロ化されていない

 ・企業/株主が支える仕組みは破たんしつつあり、これからは地域が支える仕組みが必要
  (クラブは誰かのものではなく、皆のもの)

 ・単種目単世代型から他種目多世代型への転換
  (「統合型地域スポーツクラブ」の普及)


統合型地域スポーツクラブについては
「各市町村に最低1つは創る」と国が法律で定めており、
徐々に浸透してきているようです。


難しいのは地域が支えるクラブづくり
いわゆる「ソシオ」

これには、フロントのプロ化も大事ですし、
日本人のスポーツ観を変えることも重要でしょう。


例えば
スポーツは
無償で、学校や行政主導で提供されるのではなく
有償で、地域クラブ主導で提供する


それには、地域の方々に「動いて」もらわなければならず、

「スポーツを通じて地域社会を良くする」
このメッセージをもっともっと理解して共感してもらう必要がありそうです。



我々の伝説は
島根県民70万人が愛するチームです。
これは「日本で初めて成功したソシオ制度」の確立でもあります。


100年後の島根・日本がどのようになっているか
今から楽しみです☆