12月1日前場の日経平均株価は現地11月28日の米株は感謝祭の翌日で短縮取引でNYダウ・ナスダック総合指数はともに5日続伸、東京市場も米株高の流れを受けて買いが先行したが、その後は先物主導で上値が重くなって日経平均は下げ転換、植田和男日銀総裁が講演で「12月の利上げの是非について適切に判断したい」と述べたことをきっかけに外国為替市場では円高方向に振れたが、その展開を受けて午前10時12分には同952円22銭安の4万9301円69銭まで下げ幅を拡大する場面もあって前週末比846円60銭安の4万9407円31銭と5日ぶりに大幅反落。TOPIX(東証株価指数)も同33.96ポイント安の3344.48ポイントと下落した。東証プライム市場の出来高は11億1696万株、売買代金は2兆7343億円。騰落銘柄数は値上がりが364銘柄、値下がりは1192銘柄と7割を超えた。変わらず53銘柄だった。後場の日経平均株価は前週末比900円程度安い4万9350円前後で推移する。後場もやや売り優勢で取引を開始し下げ幅を拡大。午後零時32分には同958円64銭安の4万9295円27銭を付けている。為替相場は1ドル=155円50銭前後と朝方からの円高への動きが続く。


1日午後の東京市場でドル・円は155円40銭台と本日安値圏でのもみ合い。日銀総裁の引き締めに前向きな姿勢で12月利上げ観測が広がって円買い地合いに振れやすいが、午前中の円買いは一服して主要通貨の過度な下落は抑制されているもよう。ここまでの取引レンジはドル・円は155円41銭から156円10銭、ユ-ロ・円は180円19銭から181円16銭、ユ-ロ・ドルは1.1589ドルから1.1615ドル。

 

週明け前場の個別は三菱UFJだけが2%台と大きく値を上げているが、その他はすべて下落、ホンダとパナソニックが2%台、トヨタ、三菱重工、コマツが1%台の下落、円高が嫌われているようだが、能無し日銀総裁は今月に短期金利の利上げを考えると言っている。でもまあ能無しだからどうなることか。何をやっても株価に悪影響を与える能無し日銀ではある、・・(--〆)。

 

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