日本海軍には雷電という戦闘機があった、(^_^;)😇😅🛩️。この機体は日中戦争でソ連製の高速爆撃機の奇襲で被害を受けた海軍がこれを迎撃するために三菱に試作を指示した高速迎撃機だった、(^_^;)😇😅🛩️。


雷電は14試局地戦闘機として昭和14年に試作が開始されたが、当時の日本には小型大馬力エンジンがなかったので爆撃機用の大直径火星エンジンを使用して空気抵抗を軽減するために機首を絞った紡錘形の機体としてプロペラ軸を延長したが、これが後にトラブルの原因になった、(゜o゜;😅🛩️。


出来上がった試作機は性能不足に加えて前下方及び側下方の視界不良、着陸速度が速い、運動性が悪いなど散々でさらにゴツゴツの低周波振動とビービーいう高周波振動の2種類の振動に悩まされた、(゜o゜;😇😅🛩️。低周波振動は減速比を落としたギアを使って解消、高周波振動はプロペラの剛性を高めて解消したが、性能の向上や振動トラブルの解決に時間を要して海軍に正式採用になったのは試作開始から5年後の昭和19年になってからだった、(ーー゛)😇😅🛩️。


生産機数は各型合わせて470機ほと、B29迎撃などに活躍したが、敢えてこの機体を開発する必要があったかは疑問ではある、(ーー゛)😇😅。陸軍で試乗した荒蒔少佐は「視界はよろしくないが、操縦性は悪くない。二式単戦と比較すると速度と旋回性は雷電が上、上昇力は二式単戦が優れる。着陸は二式単戦よりも容易。」と評価している。


米軍のテストでは性能は日本の実測値を大きく上回っているが、計算値との注意書きがあるそうだ、(^_^;)😇😅🛩️。しかし実際に飛行テストもしていて520キロ以上では補助翼の効きが悪く横転が緩慢になるなどの記載もあるそうだ、(゜o゜;😇😅🛩️。雷電の太い胴体は乗り心地がいいと大柄な米軍パイロットには好評だったそうだ、(^_^;)😇😅🛩️。


しかしこの程度の機体であれば三菱にやらせずに他社でもよかったし、陸軍の二式単戦を使用して三菱には零戦の改良や烈風の開発に専念させた方がよかったように思う、(^_^;)😇😅🛩️。あるいは零戦に金星エンジンを装備した改良型で間に合わせるとか方法はあったと思う、(^_-)-☆😇😅🛩️。


零戦では性能不足かもしれないが、戦争後期に海軍が開発あるいは試作した戦闘機は海軍が惚れ込んだ誉エンジンの不調で性能不足あるいは試作中止になっているので陸軍の二式単戦を使用するか早い時期に金星零戦を作るかした方がまだマシだっただろう、(^_-)-☆😇😅🛩️。それでもせめてもの救いは戦争末期に雷電がB29迎撃にそこそこの活躍をしたことだろう、(^_-)-☆😇😅🛩️。雷鳴は大空に轟かなかった、(--〆)😠🤬👿。