12日の日経平均株価は始まりから買いが先行したが、ソフバンGの上値が重いことやその他の銘柄でも戻り待ちの売りに押されて下げ転換するなど不安定な値動きもあったが、その後はドル・円相場が1ドル=154円60銭台と朝方の水準よりも円安方向に動いたことや時間外取引で米株先物が上昇していることなどを支えに午後3時14分に同229円33銭高の5万1072円26銭を付けるなど高値圏で取引を終えて前日比220円38銭高の5万1063円31銭と反発。TOPIX(東証株価指数)は同37.75ポイント高の3359.33ポイントと3日続伸し、10月31日の終値ベースの史上最高値(3331.83ポイント)を大きく更新した。東証プライム市場の出来高は27億8471万株、売買代金は7兆5億円。騰落銘柄数は値上がりが1259銘柄と8割に迫った一方で値下がりは316銘柄、変わらずは37銘柄だった。
12日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=154円台後半で推移している。米勢府機関の閉鎖解除への期待が高まる中で序盤は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りなどもあって底堅く推移。日経平均株価が下げ転換後に持ち直したことも支えになった。午後も断続的なドル買い・円売りによりジリ高で推移。前日のドル高・円安水準を上抜くと強含みの展開となって午後2時ごろには一時154円75銭近辺まで上昇する場面もあった。
週中の個別は、三菱重工が小幅に下げた他はすべて上げている。パナソニックが4%台、三菱UFJが3%台、トヨタ、ホンダ、コマツが1%台の上昇だった。円安は相変わらずだが、お上も能無し日銀も何もしない。円安がすべて悪いわけでもないが、円安で物価に響くものもあるだろう。やはり軟着陸点を探すべきだろうが、能無し日銀は何もしないで眺めるだけで職務怠慢ではある。能無しどもが、・・(--〆)。
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