31日の日経平均株価は米現地30日の通常取引終了後に発表されたアップルやアマゾンの決算を好感して日本株は朝方から買いが先行、買い一巡後は短期的な過熱感を警戒した売りに上げ幅を縮小する場面もあったが持ち直して主力銘柄で指数寄与度が高いアドバンテスやファストリテ、コナミG、ソフバンGの4銘柄だけで約685円日経平均を押し上げるなど前日比1085円73銭高の5万2411円34銭と大幅に3日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同31.04ポイント高の3331.83ポイントと上昇した。日経平均は高値引けとなって連日で終値の史上最高値を更新。TOPIXも終値の最高値を塗り替えた。東証プライム市場の出来高は28億8524万株、売買代金は8兆5645億円。騰落銘柄数は値上がりが971銘柄、値下がりは580銘柄、変わらずは65銘柄だった。


31日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=154円ちょうど近辺で推移している。朝方の10月東京都区部消費者物価指数(CPI)が市場予想をやや上回った他に片山さつき財務相による円安けん制発言を受けてドル売り・円買いが優勢となって一時153円65銭近辺まで下落した。円を積極的に買う材料は乏しく日経平均株価の上昇などを背景にしたリスクオンのドル買い・円売りなどを支えに下げ渋ったが、154円台まで戻したあとは上値が重くなった。

 

週末の個別は、三菱重工が2%台、三菱UFJが小幅に上げたが、パナソニックは6%台と大きく下げている。これは前日に第2四半期の決算を発表したが、7-9月期営業利益は781億円で前年同期比41.0%減で1100億円程度であった市場予想を大きく下振れていることによるそうだ。その他ホンダが2%台、トヨタ、コマツが1%台と輸送機器がよろしくないようだ。為替は円安が続いているが、能無し日銀はどうして極度の円安を修正しないのだろうか。円安だのゼロ金利なんていっても経済回復しないだろう、・・(--〆)。

 

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