23日の日経平均株価は米株安をきっかけに始まりから売り込まれて午前9時6分に同908円74銭安の4万8399円05銭を付けるなど大きく下落、通常取引終了後に25年7-9月の決算を発表したテスラが時間外取引で下落していることも重しとなって幅広い銘柄に利益確定売りが出るなど荒れ模様、その後は押し目買いに下げ渋る展開となって取引終了にかけて下げ幅を縮小して前日比666円18銭安の4万8641円61銭と大幅続落。TOPIX(東証株価指数)も同12.65ポイント安の3253.78ポイントと4日ぶりに反落した。東証プライム市場の出来高は20億9277万株、売買代金は5兆1011億円。騰落銘柄数は値上がりが963銘柄と、値下がりの599銘柄よりも多い。変わらずは53銘柄だった。
23日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=152円台半ばで推移している。序盤は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りなどに支えられて強含みの展開となった。午前10時すぎには上昇が一服したが、昼過ぎまで底堅く推移した。午後1時ごろには152円60銭近辺まで上昇したが、日経平均株価の軟調推移などを背景に伸び悩んだ。
週後半の個別は、三菱重工が2%台と大きく上げたが、これは防衛装備品の海外移転の5類型を撤廃することについて高市総理から小泉防衛大臣に指示が出たことによるのだろう。ニュージーランドもオーストラリアと同じ改もがみ型護衛艦を導入することを検討しているようでそんなことも株価が上がる理由の一つだろう。他はホンダとコマツが1%台の下落、トヨタ、三菱UFJ、パナソニックは小幅な下落だった。高市内閣発足のご祝儀相場もそうそうは続かないだろうと思ったが、米株安で崩れ去った。でも相場と言うのはそういうものだからな、・・(--〆)。
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