8日の日経平均株価は現地7日の米株が続落、日本株は高市トレードで大きく上げた反動もあって始まりから売りが先行、一時は押し目買いで持ち直す動きもあったが、積極的に上値を買う動きは限られてその後の日経平均は短期的な過熱感が警戒される中で軟調に推移して午後3時15分に同222円61銭安の4万7728円27銭を付けて取引終了にかけては連騰の反動などもあって弱含みで推移して前日比215円89銭安の4万7734円99銭と5日ぶりに反落。一方でTOPIX(東証株価指数)は同7.75ポイント高の3235.66ポイントと4日続伸して3日連続で終値ベースの最高値を更新した。東証プライム市場の出来高は22億1874万株、売買代金は5兆8674億円、騰落銘柄数は値上がりが557銘柄、値下がりは999銘柄、変わらずは60銘柄だった。

 

8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=152円台半ばで推移している。午前中は「高市トレード」の継続でドル・円は強含みで推移して2月中旬以来となる152円65銭まで上昇した。ただ足元で上昇ピッチが速かったこともあって日経平均株価や日本の長期金利の上昇が一服すると持ち高調整のドル売り・円買いが上値を抑えてドル・円も午後は伸び悩んだ。

 

週中の個別は上げ下げまちまちで三菱重工は4%台の上昇、これは防衛関連産業だからだろう。三菱UFJも2%台と上げているが、銀行株はこのところパッとしなかった反動だろうか。コマツは小幅な上昇だった。一方でトヨタとパナソニックは小幅に下げている。ホンダはかすかに下げて引けている。日経平均は過熱感を警戒して売りが入ったが、まあこれは当然だろう。高市総裁も公明党の抵抗があって総理就任には黄色信号が灯り始めた。公明党と自民党が連立と言うのも以前からお互いに様々異論があったが、この状況で公明党がごねるのは自民党の足元を見て存在感を高めようとする駆け引きだろうか。公明党は連立を離れたら徐々に消滅への道を辿るだろう、・・(--〆)。

 

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