11日前場は日経平均株価が、現地10日の米株は8月生産者物価指数の軟化によりNYダウが3日ぶりに反落したが、ハイテク関連が物色されナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数がともに上昇、日本株もハイテク株高を受け買い先行で取引を開始、日経平均は一時不安定な値動きとなる場面もあったが、心理的なフシ目の4万4000円を超えたことで上げ幅を拡大して午前11時17分に同450円80銭高の4万4288円47銭と9日に付けた取引時間中の史上最高値(4万4185円73銭)を更新する勢いでTOPIXも終値ベースの最高値を上回っているなど前日比434円25銭高の4万4271円92銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)も同5.03ポイント高の3146.00ポイントと上昇した。東証プライム市場の出来高は9億9151万株、売買代金は2兆4299億円。騰落銘柄数は値上がりが829銘柄、値下がりは703銘柄、変わらずは85銘柄だった。後場の日経平均株価は前日比540円程度高い4万4380円前後で推移する。後場は上げ幅を拡大して開始。午後零時42分には同551円99銭高の4万4389円66銭を付けるなど高値圏で推移する。
 

11日午後の東京市場でドル・円は小動きとなって147円半ばで推移。米消費者物価指数(CPI)待ちで材料が乏しく様子見ムードが広がりやすい。日経平均株価は後場も堅調地合いを強めているが、米10年債利回りの上昇は抑制されてドルは買いづらい。ここまでの取引レンジはドル・円は147円28銭から147円48銭、ユ-ロ・円は172円36銭から172円53銭、ユ-ロ・ドルは1.1693ドルから1.1706ドル。

 

週後半の前場での個別は三菱重工、コマツ、パナソニックが小幅に値を伸ばしているが、三菱UFJが1%台後半、トヨタが1%台半ば、ホンダがほぼ1%と値を落としている。情報・通信業、非鉄金属、鉱業が買われているが、銀行業、保険業、輸送用機器が売り込まれているようだ、・・😅。

 

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